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商品にJANコード(バーコード)をつけた方がいい理由

今日もお疲れ様です!
富山の国産精油メーカー、de Rです。

今回はJANコードの話。

JANコードはバーコードと言った方が馴染みのある方が多いでしょうか。
もっと専門的? には、GTIN(ジーティン)と呼びます。先日申請したのですが、勝手に「ジーティーアイエヌ」とそのまま読んでたので先ほど気づきました。

ここではJANコードと呼んでいきたいと思います。

JANコードは市販品の多くに使われています。説明しなくても良さそうですが、製品のラベルの隅っこに、いろんな太さの直線とその下に数字が書いてあったりしますよね。あれがJANコードです。

(今ようやく気付いたのですが、バー(棒)で表されるコードだからバーコードなんですね…遅っ!)

最近は法人に限らず、個人の方でもJANコードを取得するケースが増えているそうです。

何故かというと、「販路拡大」に繋がるから。

個人で商品を作って売る場合、自分で作ったものなので商品を間違えることはあんまりないと思います。でも、流通に乗せたら、いろんな人が関わってきます。

de Rでは、これから地産の精油を配合したヘア&スキンオイルを販売する予定です。香りは、氷見の杉葉を蒸留した明るい森の香りと、珍しい北陸産の灘浦みかんの未熟果実(夏に摘果したもの)の香りの2種類。

香り違いの同シリーズで、ラベルのデザインは変えますが、蓋とボトルは統一。上から見たら同じです。

ちょっとここで、JANコードを使わず作業した場合の例を挙げます。

学生の頃、倉庫でピッキングのアルバイトをしたことがあります。
2人1組になって、「〇〇店は××が3つ、△△の赤が2つ、△△の緑が1つ…」と、お店ごとに異なる注文書をもとに、棚を指さし確認しながら、商品を必要な数だけピックアップし、出荷用の段ボールへ入れ、最後に検品係の人に確認してもらいました。
もしかしてさらにリーダーの社員さんが中身をチェックして封をしていたかもしれません。これだけで3~4人の人員が配置されています。

JANコードとバーコードリーダーがあれば、取引先で今日から商品に触れる方でも検品、棚卸、発送などの管理業務が容易にできます。これならピッキング1人、確認と梱包に1人で半分の人員で作業できそうですね。

JANコードを使うメリットは、商品をJANで管理することで、人手を抑え、配送ミスや検品、棚卸などのミスを防いだり、何がどれだけ動いたかといったデータ管理が容易にできることにあります。

取引先にメリットが大きい!

逆に言えば、JANがないと取引先が特別にコード設定したり、面倒を掛けることになるのでは…? いや、もしかして商品管理の基幹システムにJAN無し商品を登録するルールが無いと、取引してもらえないような気がしますよね。。

実際、検索してみるとJAN無し商品に対するネガティブな評価がヒットしてきたりします。多分、商談でハッキリ言われなくても、それが理由の場合で断られることもあると思います。
せっかく頑張って作ったのに悲しい…!!

ということで、JANコードで商品管理してそうな小売店さんなどと取引を考えている方はぜひJANコードの申請をしましょう。

JANの申請はGS1 Japan(流通システム開発センター)にて行います。

ちなみに登録申請料と登録管理費は、年間売上が1億円を超えるまで区分VIIで同額です。

支払いは、3年払いと1年払いが選べます。

  • 3年払い(税込):初期申請料1万1,000円、登録管理費1万6,500円

  • 1年払い(税込):初期申請料1万1,000円、登録管理費6,050円

最後にメリットについてのページを紹介しておきますね。


aroma de Rは、富山県氷見市で国産精油を製造するメーカーです。
「アロマ」をテーマに、made in Japanの商品を企画販売しています。
現在は、製造時に得られるアロマウォーターを販売中。10ml、50ml、200mlの3サイズご用意してます。


最後に。今回のTOP画像は、みんなのフォトギャラリーから「バーコード」でヒットした中から選びました。私は「じゃがりこ」のちょっといたずらなデザインが入ったバーコードをつい見てしまうのですが、すごいバーコードがありますね。画像、ありがとうございました!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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