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髪のお手入れにはローズ・アブソリュートがおすすめ

ローズ・アブソリュートの主成分フェニルエチルアルコール

ローズ・アブソリュートの主成分であるフェニルエチルアルコールは、毛乳頭細胞死を抑制する“ウイント5a(Wnt5a)”という生体内蛋白質の一種を増加させる働きがり育毛剤等の製品にも配合されています。ローズ・アブソリュートはフェニルエチルアルコールを65%~70%程度と多く含むことから、抜け毛防止や育毛サポートに繋がります。

ローズ・オットーとローズ・アブソリュート

ローズ精油には二種類あります。
ローズ・オットーの“オットー”は水を意味するトルコ語が由来とされており、バラの花弁から水蒸気蒸留されたものを指します。
対してローズ・アブソリュートは呼び名の通り、ジャスミンなどと同じく溶剤を使って可溶性物質を抽出したものです。
①水蒸気蒸留では取り出すことのできない成分が抽出できる。
②香り成分が熱による損傷を受けないというメリットがある。

ローズ・アブソリュートは芳醇なバラの香りを持つことが特徴です。
奥行きのある香りとなっているのは、水蒸気蒸留にはほとんど含まれていない“フェニルエチルアルコール”という芳香族アルコールが全体の50%以上も含まれているため。ローズアブソリュートとローズオットー(ローズ精油)は似た特性を持つと称されていますが、含有成分はかなり異なっているのです。
成分的に見てもローズ・アブソリュートにはフェニルエチルアルコールだけではなく、鎮静作用や抗うつ作用などが期待されるモノテルペンアルコール類が含まれています。香りもうっとりするような華やかさがありますから、芳香を楽しむことでストレス軽減に役立ってくれます。

相性の良い香り

ローズ・アブソリュートはブレンドに柔らかさと繊細さが加わり心地よい甘さを演出します。花、ハーブ、樹木、種子、樹脂、柑橘系などほとんどの精油を相性がよいです。ローズのフローラル感や甘さが濃すぎると感じる場合は、柑橘系とブレンドすると爽やかさがプラスされます。


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