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トランスフォーム

この時期に目に入る
蝉の姿。

生命を全うした
仰向けの蝉

無くなった祖母が
小さな私に
話した世界を思い出す。

蝉は
仰向けでは
飛べないからね。

仰向けの蝉に出会ったら
あの世に
飛んで逝けない気がしてね。

あの世へ逝けるように
そっと
うつ伏せにしてあげるんだよ。

蝉の時間軸では
その殆どを
闇の地中で生き
明るみの世界で過ごすのは
ほんの一瞬。

闇と明るみ

蝉にとって
どちらが心地良いのか
どちらが安心なのか

蝉に
感情があるのかも
わからないが

次の世代へ
自分の生命を繋ぐため

人生の殆どを過ごした
地中という
コンフォートゾーンの
世界から

自分の生命を繋ぐ
という
意図を持った時

不安
というより
恐怖を
乗り超えて

飛び出した世界が
明るみだった。

私たちも
自分の生命を
繋げていく過程において

自分の生命を全うするためにも

そんな
意図は大切かもしれない。

コンフォートゾーンの
現状の世界から
殻を破った変容する姿へ…

幼虫から成虫への
トランスフォーム宛らに



生命の繋げ方は様々。

自らの
遺伝子を繋ぐ子孫を
持つということだけではない。

自らの
経験体験能力才能を
放つということも含むだろう。

生命を繋ぐ勇気を
生命が輝く過程を

全ての生き物に
隔てなく

全ての生き物に
適する様に

各自への
トランスフォーム

神さまはお与えになる…✨

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