小学生時代の夏休み

世間では夏休みが始まったようである。

夏休み。この言葉の響きがなんだか懐かしい。

前回のノートで、私はとても退屈な小学生時代を過ごしていたと書いた。そんな時期でも夏休みというのが来ると、やっぱりわくわくしたものである。

とはいえ、近所に遊べるような友達がいなかったため、夏休みでしていたことといえば、こんなつまらないことだった。


朝遅くまで教育テレビを見て。

両親が共働きだったので、昼間はおじいちゃんおばあちゃんちに預けられ。

だいすきいつつごのドラマを見て。

夕方、朝と同じ教育テレビを見て。

天気が良ければおばあちゃんに公園に連れてってもらって。


そんな1日。

学校でプール開放のあるひはプールに連れて行ってもらって、夕方疲れるまで泳いで帰る。

親が仕事じゃない日限定だったけど。近所の友達と日が暮れるまで遊んで過ごすそんな夏休みにあこがれていたけれど。

つまらないと書いたけれど。こうして思い出してみたら、一人でもそれなりに楽しかったかもしれない。

いろんな人にきっと大切に関わってもらってたんだと思う。

この時期、蚊取り線香の匂いを嗅ぐと、優夕方のおばあちゃんちを思い出す。

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