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【大型大会準優勝】全対面対応型《緑キッド》徹底解説!

初めまして。アロマです。

普段からカードゲームの解説記事を投稿しており、今回からワンピースカードゲームの記事も投稿する事になりました。

~主な実績~
〈ワンピースカードゲーム〉
フラグシップバトル優勝
スタンダードバトル優勝
大規模大会 優勝×1/準優勝×2/ベスト8×1

〈他カードゲーム〉
大規模大会 優勝70回以上
note記事35本以上執筆

私のnoteのコンセプトは、デッキのカードとこのnoteさえ買えばすぐに大会に出られる!といった物になっています。また、大会に出慣れている方にも【緑キッド】への対策や、【緑キッド】を使用するに当たって是非一度読んでいただきたい内容となっています。

このデッキは、緑特有のアクティブ・レストギミックを活かし、相手の盤面を維持させない事と、1ターンで怒涛の連続攻撃を決める事ができ、ゲームの主導権を握り続ける事が可能なデッキとなっています。とても安定した動きでどのデッキ相手でもゲームを楽しむ事ができ、尚且つ大会で活躍出来る環境デッキとしても強力ですので、初心者の方にもオススメです!

「【緑キッド】に興味がある!」
「【緑キッド】を組んでみたけど、なかなか勝てない。」
「【緑キッド】相手への戦い方が知りたい!」

これらのような事を思った方は是非、読んで頂きたいです!!

1.構築

2022年10月1日のお宝争奪戦にて9勝1敗で準優勝した構築です!


2.このデッキの強み

カードゲームのような対戦ゲームにおいて、まず知らなければならない事が、自身が使用するデッキの強みです。今回は、【緑キッド】デッキの強みについて紹介します。

このデッキの強みは、4つあります。

◇他デッキにない強力な動きを持っている点

◇先攻・後攻の権利に勝敗を大きく左右されない点

◇安定感が高い点

◇現環境で全対面へ対応する事ができる点

順に説明します。

◇他デッキにない強力な動きを持っている点

《お菊》や《ネコマムシ》のような 相手のキャラをレストにするカード、8コスト《ユースタス・キッド》という圧倒的な支配力を持つフィニッシャー、《ジュエリー・ボニー》や《光月モモの助》というデッキを安定させ尚且つ場に残れば毎ターン効果を使用できる1コストサーチャーなどが存在します。

《お菊》や《ネコマムシ》で相手の盤面を処理する事を狙えますし、相手のアタックは《ジュエリー・ボニー》や《光月モモの助》に攻撃を誘導する事でライフを守れます。これらで盤面・ライフ共に優位な状況を目指し、最終的には8コスト《ユースタス・キッド》で完全に勝ち切る。といった動きが可能となっています。

これらが他の色には無い、緑色特有の強力な動きを作り出してくれます。


◇先攻・後攻の権利に勝敗を大きく左右されない点

先攻では奇数、後攻では偶数でドン!!が増えていく為、奇数のコスト帯で強いカードを出せるデッキが先攻で強い動きをし易いです。

このデッキでは、《お菊》、《バジル・ホーキンス》、7コスト《ユースタス・キッド》やOP《トラファルガー・ロー》+ 《ジュエリー・ボニー》+ 《ジュエリー・ボニー》効果発動コストの1コスト、8コスト《ユースタス・キッド》+《ユースタス・キッド》効果適応のドン!! 1枚。のように、奇数帯での強い動きというのが各ターンで存在し、それら全てが非常に強力です。

よって、先攻での動きは他デッキと比べてもかなり強めとなっています。

さらに、後攻でも《ネコマムシ》、《蕨手刀》、《お菊》+《桃源白滝》、《X・ドレーク》、8コスト《ユースタス・キッド》登場のみ、という強力な動きを持っています。

どのデッキを相手にしても、先攻・後攻共に強力な動きを持っている為、先攻・後攻の権利のみで勝敗を大きく左右される事が無い点が強みとなっています。


◇安定感が高い点

《ジュエリー・ボニー》、《光月モモの助》というサーチャーが2種類存在する為、毎ゲームで特定の強力なカードを使用する事の再現性が高いです。

さらに、リーダーの効果が単体で成立している為、引きに左右されない強力な動き(2回攻撃)がどのタイミングでもできる事もデッキの安定性に影響しています。


◇現環境で全対面へ対応する事ができる点

現在の環境に存在する【赤STルフィ】【赤OPゾロ】【緑STキッド】【青OPドフラミンゴ】【紫STカイドウ】【赤緑OPロー】デッキ相手への明確な勝利プランが存在する為、どの対面でも非常に戦いやすいデッキとなっています。

詳しくは後で解説しますが、各対面のプレイングを知る事によって勝率を大きく安定させる事が狙える点が魅力です。


以上がこのデッキの強みとなります。


3.各カードの採用理由

各カードの採用理由を採用枚数と共に解説します。


《ジュエリー・ボニー》 4枚

特徴〈超新星〉をサーチする事が出来るカードです。基本的には、効果を使用し〈超新星〉をサーチした後、相手のリーダーにアタックされて処理される所までの仕事をして貰います。

相手がこのカードを倒さず放置してしまうと、毎ターン1枚ずつ手札が増えてしまう為、ほぼ必ず処理しようとしてきます。ので、実質攻撃誘導の効果まで持っているようなものです。

相手のリーダーだけでなく、赤の1コスト《ナミ》や緑の2コスト《ネコマムシ》など、中盤から後半でアタッカーとなり得るキャラクターに攻撃させ、レスト状態にさせる事で、こちらの前のターンから場に居る《ネコマムシ》や《イゾウ》、リーダーなどのアタックによってそれらを処理する事も出来ます。

また、相手の場のキャラが少ない場合、ブロッカーと合わせて場に出す事で、2ターン連続で効果の使用を狙えます。さらには、こちらの場に8コスト《ユースタス・キッド》が居る場合、毎ターン倒されず効果を使用する事も可能です。

デッキの安定剤としても、このデッキのエースカードである8コスト《ユースタス・キッド》に繋げる為にも、強力かつ必要なカードとなってきますので、最大枚数の4枚を採用しています。


《光月モモの助》 4枚

特徴〈ワノ国〉をサーチする事が出来るカードです。基本的な使い道としては、《お菊》《ネコマムシ》の2枚を探しに行く役割で使用します。

《ジュエリー・ボニー》と同じく、効果を使用し〈ワノ国〉をサーチした後、相手のリーダーやキャラにアタックされて処理される所までの仕事をして貰います。

《ジュエリー・ボニー》とは違い、このカードは使い捨てる感覚で使用します。1回のサーチと相手のアタックを受けられれば求めている仕事は果たすという認識での採用で、主に後攻1ターン目に使う事を狙います。

最も必要な対面が赤と緑で、相手の先攻2ターン目の3コストOP《ニコ・ロビン》や《お菊》に対抗出来る《ネコマムシ》を手札に集める為に後攻1ターン目での使用を狙い、後攻2ターン目で《ネコマムシ》+ リーダーにドン!! 2枚を付与したアタックでそれらを処理する事を狙います。

中盤以降では、他に使用したいカードが無い限りはカウンター値1000のカードとして優先的に使用します。あくまで後攻を捲る為の《ネコマムシ》を手札に集めるカードとして、後攻時の初手マリガンの基準を決める事と、デッキを安定させる事が狙いです。また、《お菊》を複数枚集める事にも繋がりますので、序盤の支えとして最大枚数採用しています。


《カポネ・ベッジ》 4枚

1コストでブロッカーという、非常に便利な効果を持つカードです。

先攻1ターン目に出したいカードの筆頭候補であり、序盤から終盤まで、どこでも活躍するカードですので最大枚数採用しています。


《キラー》 4枚

《カポネ・ベッジ》と同じく、低コストのブロッカーとして重宝します。

《カポネ・ベッジ》よりコストが1つ多い代わりに、カウンター値が1000あるのと、1枚ドローする効果を持つことが大きくゲームに影響を与えます。

どちらも〈超新星〉で《ジュエリー・ボニー》からサーチできるカードですので、状況に応じて必要な方を選べるようこちらも最大枚数採用しています。

また、この2枚のどちらかを8コスト《ユースタス・キッド》の効果で出したい為、後半までの温存も必要なプレイングとなってきます。


《ネコマムシ》 4枚

相手の低コストブロッカーや、OP《ニコ・ロビン》、《お菊》をレスト状態にさせつつ、次のターンからアタッカーとして活躍するカードです。

盤面の取り合いの中では非常に優秀で、特に後攻から相手の盤面を捲る事に長けています。その為、赤や緑のデッキを相手にする場合、後攻時の初手にキープしておきたいカードの筆頭候補となります。

このカードを初手に欲しい理由があり、後攻1ターン目の《光月モモの助》から手札に加えたいカードでもありますので、最大枚数の採用にしています。



《スクラッチメン・アプー》 4枚

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