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誰の心の中にもある内なる助け手との関係を育む

誰の心の中にも内なる助け手が存在しています。その助け手との関係はあまりいいとは言えないかもしれません。

いかなる時でも助けてくれる存在として感じられないかもしれません。信頼できる存在であると思えないかもしれません。

私たちは自我と同一化することにあまりにも慣れているので、それを手放して助け手を受け入れることにかなりの抵抗があるのです。

私たちは内なる助け手との関係を少しずつ育んでいく必要があります。なぜなら、その助け手はあなたを愛しており、あなたの最善の利益をはっきりと理解しているからです。

自我と同一化しているならば、私たちは自分の最善の利益を知ることができません。

その助け手はいつもあなたと共にいるのですが、自我がもたらす罪悪感に遮られて見えなくなっています。

私の場合、その助け手に少し信頼し、その信頼が裏切られなかったという小さな体験を何度も何度も繰り返してきたように思います。

その助け手との関係が小さな体験を通して、徐々に育まれていったように思います。

その助け手のあなたに対する愛は、昔も今も永遠に変わらないものなのです。

あなたが良い人になったから愛されるのではありません。今まで、あなたが愛されなかったことは一度もないのです。

その助け手は真のあなたを見ています。だからこそ、あなたを愛し続けるのです。私たちの自己認識がどれほど歪んだものであるかをよく知りながらも、その愛が変化することはありません。

私たちの心がその助け手に対して、少しずつ開かれていきますように。

そこからもたらされる平安に、少しずつ慣れていけますように。

静かな心でいることに深い喜びを見つけられますように。

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