小倉記念 + 回顧追記

去年とは違い芝の状態がいいので逃げ先行馬から狙っていく。

ムジカ →6着

いきなり追込馬じゃん!と思うかもしれないがちょっと待ってほしい。
除外対象馬だったが抽選を突破してきたラッキーガール。
条件牝馬なので51kgという最軽量ハンデを獲得。しかもジョッキーは典さん。
普通は力が足りないと判断する所だが1走前の博多Sで出した1.57.2は出走馬中最速の2000M持ち時計。小倉の成績は2戦2着2回と時計のでる小倉は得意。
当然陣営もここは勝負のはずなので典さんもポツンでそのまま終わりなんて騎乗はしないだろう。追込の印象が強いが先行差しもできるので斤量を活かしたベテランジョッキーのテクニックを期待したい。

(回顧)期待通り先行策に出てくれた典さんだが想定よりペースが速くなってしまい、不利を受けたり色々と展開に恵まれず。格上挑戦でありながらよく頑張ってくれたと思う。たらればではあるが、追込だったらという声も見かけるが、馬場とこの馬の能力を考えれば後ろからだと届かなかったと思うので典さんの判断は個人的には良かったと思っている。

マリアエレーナ →1着

先行力を評価。前走のGⅢマーメイドSで同斤量2着と距離適性も十分。松山騎手もコース勝率1位の22.4%。条件戦で騎乗歴もあり。
枠を活かした騎乗で馬券内は堅いだろう。

(回顧)5馬身差の圧勝。特にマイナス要素も無く鞍上、枠、状態すべてがベストだったと言える。

シフルマン →14着

逃げ宣言しているこの馬の前残りを狙いたい。
背に跨るのは2000Mを人気薄で逃げさせると天才的な西村淳也騎手。
誰も競りかけずに楽逃げさせると頭まである可能性もある。
ギベオン、ベレヌスに続けるか。

(回顧)予想通り単騎で逃げたのだが1000M通過58.9とやや早いペースになってしまった。中距離逃げのエキスパートである西村騎手がペースを間違えるミスを犯すとは思えないので、これはスタートからコーナーまでの直線が長く時計の出る馬場で先行馬からのプレッシャーが強くなりペースを上げざるを得なかったせいだと思われる。コース形状を予想に反映できずペース読みを誤ってしまったのが最大の反省点。

ジェラルディーナ →3着

血統馬で福永祐一騎手ということで納得の一番人気。
能力も折り紙付きで走ってきても何もおかしくはないが気性難の差し馬ということで少し割引。

(回顧)パドックではいつも通り暴れていたが能力を出し切り馬券内を確保。先行有利馬場であったため差し馬には厳しい展開だった。

ピースオブエイト →5着

唯一の三歳馬で斤量53kg。前走のダービーはブービーだが、初関東遠征初左回り初2400Mと度外視できる。元々はホー騎手を予定していたということでここで巻き返しを狙いたいという陣営の思惑が透けて見える。
斤量の問題で松本大輝騎手に乗り替わりとなったが、重賞初騎乗・2000Mの実績も無し、新馬から3連勝だけど毎日杯のレベルはどうだったの?ということを考えると評価を落とさざるを得ない。

(回顧)向こう正面で中団の好位置を確保しコーナーも上手く回ったが直線で伸びず。2000Mは長いのか、能力が足りないのか要判断。

ヒンドゥタイムズ →2着

(回顧)レースでは後方から4番手で脚を溜め4コーナーで中から進出を開始し直線瞬発力勝負で2着。後方を選択したのはたまたまなのかペースを読んだのかはわからないが、結果として最善の選択になった。ホー騎手の評価も迷っていたが、来日初週こそ結果が出なかったものの(左回りが苦手だった?)、今週の成績を見るとやはりジョッキーとして高い能力持っていると考えられる。元々ホー騎手はピースオブエイト騎乗予定だったのでシルクレーシングとしてはヒンドゥタイムズは期待していなかったと判断したが間違いだったようだ。去勢明けというのもマイナス要素で買えなかった。近走の着順なども考慮した結果無印としてしまったが、右回りの成績が(4-2-3-1)という右回り巧者、チャレンジカップ3着、七夕賞4着という重賞実績持ちなので紐にいれないといけない馬だったと反省。

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