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チャートにおける【雲】って?未来の動きがわかる?

こんばんは。元ホームレス、筋トレ経営者のアーノルドです。

今日はチャートでよく目にする【雲】について解説してみます。(投資初心者向けです。)

ビットコイン、今日も暴れてますね。始めたばかりの方だと、『なんとなくここで落ちそう、上がりそう』など過去のチャートを見るとわかると思いますが、いざ実際のライブ画面を目にすると全くわからなくなってしまうってことがよくあると思います。

どんな凄腕トレーダーでも先の動きを知ることは出来ません。それでも勝てるトレーダーというのは、

・テクニカル分析(チャートやシグナル、オシレーターなど。)

・感や経験(重要な局面では大事だったりします。)

・前もって情報をもっている(株では違法行為ですが、仮想通貨ではまだ規制の対象となっていません。)

などで『予測』しているにすぎません。また、損切りも非常に大事な要素です。(今度解説します。)

ボリンジャーバンドなどのテクニカルは基本的に未来を表示出来ませんが、この【雲】と呼ばれる一目均衡表は、ロウソク足のない先まで表示されます。

さて、一目均衡表とは何でしょうか。詳しくみていきましょう。

一目均衡表は実は昭和初期に細田悟一氏により編み出されました。

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内容としては、

その名の通り、買いと売りの均衡値がわかる指標です。(トレードにおける見方を理解するためのノートを目指していますので、ここでは一目均衡表の仕組みについては割愛させていただきます。)

TradingViewではインジゲーターの中に一目雲という項目があるのでそちらで追加してください。

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さて、今日の相場に追加してみましょう。

まずは日足。下赤い分厚い『雲』がありますね。これが雲です。ロウソク足のない先まで表示されているのがわかると思います。日足の雲が見事に抵抗線(レジスタンス)として機能しているのがわかりますね。また、雲の分厚さも重要ポイントで、この雲は相当分厚いのでこの雲を抜けるのは相当難しい、と判断することもできます。(雲は指標にしか過ぎず、これが全てではありません。)

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次に4H。昨日の大きな下落で雲を突き破ってしまいました。雲の特徴として、(1)時間足により形や位置が大きく異なる。(2)分厚いほど抵抗力が強い。(3)雲を抜けた時は抜けた方向に強く動くことがある。この3点があります。

この4Hでは抜けた後も大きく下がってしまいましたね。現在は戻してきていますが、上に雲があるので簡単にV時回復とは行かなさそうです。ゆっくりと時間をかけて雲の薄くなっているところを一気に抜けて欲しいと、個人的に考えています。ここで意識すべきポイントは、『イナゴフライヤーなどで大きな買いが入ったとしても跳ね返される可能性があり、高値掴みには気をつけないといけない』です。

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次に1H。パッとみた感じ、この『くびれ』、パッと抜けれそうなチャンスにも見れますね。実際にこういったくびれのようなところを綺麗に抜けてくることはよくあります。ただし、時間足が細かくなるほど、期待値は下がりますので、ここでの過信は禁物です。ここでのポイントは、『次の1−2時間で大きく動く可能性があるので値動きに要注意。』とう言う点ですね。

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次に30m。この時間足では雲を突き抜けています!雲を抜けた後は大きく動くことが多い。ですが、ここでのポイントは、『すでに大きく動いているので迂闊なイナゴロングは避ける』ことです。

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このように時間足によってかなり違うのがお分り頂けたでしょうか。15m、5mだから役に立たない、のではありません。

まず、自分がスキャなのか、デイトレなのか、スイングなのか、長期なのか、によって捉え方は変わってきますし(見る時間足が変わってくるので)、ロング目線なのか、ショート目線なのかも大きく影響します。

全てに共通して言えることは、まず日足、4Hで大きな流れを確認。その後2H、1H、30mと中期→短期の流れを見ていく。この流れが本当に大事です。トレードをされる方は毎日必ず確認すべきです。私は日足、4Hは一時間に一回は確認するようにしています。

しっかり自分のものにしていきましょう。


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