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(21)片側顔面痙攣_入院10日目(手術から8日後)ついに退院

ついに退院の日です。

朝食を済ませると、最後の朝の回診。先生が傷のチェックをしてくださり、昨日の各種検査の結果も問題ないと教えてくださいました。

最後の回診なのでしっかりお礼を伝えたいと思いましたが、「この度は本当にありがとうございました」を言い終わった頃には先生はもうドア付近。「次の外来でまた会いましょうね」とだけ言い残してまたしても爽やかに去ってしまいました。

何時間でもお礼の言葉を伝えられそうなくらい感謝しているのに、最後まで一言二言しか伝えられませんでした。先生は超忙しいうえに超クールなのか、照れ屋なのか…?ミステリアスです。もっと先生と色々お話しして、できれば記念写真もお願いしたかった…笑
もっと私が話し上手だったらな。無念。

いずれにしても、もし先生がピンチの時は駆けつけたいくらい心から感謝しています。(私が助けられそうなピンチって一体…笑)

その後、薬剤師さんから処方薬の説明があり、最後に担当看護師さんと部屋のチェックをして挨拶を済ませたら、もうこのお部屋とはさよならです。

帰りにナースステーションに何人かお顔を覚えた看護師さんがいらしたので「お世話になりました」とお声がけしたら「はーいお大事に」と超あっさりでした。感傷的になっているのは私だけですね。元の世界に戻れということだな。

その後1階に降りて(久々に重い荷物を持ったので、1階に行くだけで結構疲れた…)で支払いを済ませ、迎えに来てくれた夫と帰宅です。

病院を出て振り返り、私が利用していた部屋を外から見上げました。
カーテンを少し開けていたので、あそこだ!とすぐに分かります。いつも部屋から眺めていた場所から、逆に入院していた部屋を見上げて、退院をより実感しました。

利用していた部屋を外から見上げて…

タクシーと迷いましたが少し歩いて風を感じたかったので、電車で帰ることにしました。秋葉原駅は混んでいるので避け、新御徒町までお散歩という感じです。
入院中は特に階段で歩行訓練などはしなかったので、久々の駅の階段にやや緊張したものの、どうにか電車に乗れました。

自宅に着いた後はお風呂に入って、少しだけ荷物を片付け、グータラして過ごしました。やっぱり自宅の布団と枕が1番です。手術後、初めてゆったりとたくさん眠ることができました。

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