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(16)片側顔面痙攣_入院4日目(手術翌々日)補液の点滴が外れる

このようにして手術翌々日も、日の出を心待ちにしながら迎えることになりました。

ほとんど眠れなかったのに、なぜか朝食が届いた瞬間に眠くなりウトウトしてしまうこと15分。看護師さんが「食べられましたか?」と確認しにきてしまいました。

これを半分食べないと、点滴が外れないのに…と焦り、「ウトウトしてしまったので、今から食べます」と謝り、大急ぎで食べ始めました。でも、3割程度食べたところで結構辛くなってきます。

しかも、食べている途中で先生が朝の回診に来てしまいました。
「食べられる?」と聞かれたので、「どうにか半分食べたくて…」と熱意を伝えました笑。
でもどう見ても半分食べられていません。

ちょうど看護師さんが来て、先生に「昨晩は半分、今朝は半分いってないですけど、点滴外しますか?」と確認してくれました。すると「いいでしょう」とのこと。
やったー!でも先生にお礼を言う間も無く、この日もすぐ去ってしまいました。
退院までに先生にしっかり感謝の気持ちを伝えることができるのか、不安になってきます。笑

そして待ちに待った点滴を外す瞬間です。
でも、ご飯が食べられなくても栄養や水分を得るために常時つなげている補液の点滴がなくなるだけで、抗生剤(1日2回、3日間)や痛み止めなどは点滴経由で入れるので、点滴針は腕に残ったままでした。

補液の点滴が取れた

全部取れると勘違いしていたのでちょっとがっかりしましたが、いつも点滴スタンドと行動を共にする必要は無くなりました。嬉しい〜。
部屋の隅に移動された点滴スタンドが、なんだか寂しげに見えます。

午後は家族とテレビ電話をしたり、気分が悪くなったり良くなったりしているうちに、あっという間に過ぎ去りました。

昼食や夕飯も無理なく半分ほど食べられて、気持ちもどんどん元気になっていきます。部屋を出て、デイルームにある自販機まで歩いて往復することもできました。

明日はもっともっと心待ちにしていた、頭の包帯を外す日です。

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