本日のミッション「帰宅」Part3
Part2からの続きですよ。
よく見ると。歩道と車道の段差に気づかず。
右足首から落下です。嫌な音もしました。それと同時に全身の血の気が引いていきました。「ああ。これは終わった。」人生で経験したことの無い痛みに襲われています。心臓はバクバク。このまま歩いては帰れない。どうしよう。誰か近くにいない?
しょうがない親か?いや。まてよ。今まで迎えに来て欲しいことがあっても。「酒飲んだから無理」で一撃されてきたので諦めます。
答えはひとつ。とりあえず帰りたい。今成し遂げるミッションは「帰宅」激痛が走る右足を引きずりながら歩きます。たい焼きはどっかにいきました。多分食べました。脳内にZARDの「負けないで」が流れます。ありがとう。ZARD。助かりました。
そして、やっとの思いで帰宅。もう右足は麻痺してよく分かりません。玄関でローファーを脱ぎ捨て、リビングへ。母親に早口で事情を説明。とんでもなく右足が痛いので。急患に連れて行って!!!と一生のお願いです。
すると、母親「またまたー!大袈裟な!捻挫よ!お母さん達これからどんと祭行くから。無理よ。」
どんと祭で健康祈ってくるから大丈夫よ!じゃあね!
健康を祈るのなら病院に連れて行って欲しかった。娘の願い届かず。無念。右足と心が痛みます。
(※どんと祭は、神社で正月飾りやお守りを燃やすお祭りです。)
結局この日は病院に行けず。足が痛すぎてお風呂も入れませんでした。確認ですけど、この日は私の記念すべきSEVENTEENを祝う日でした。
次の日、右足が赤紫色に腫れてます。腫れすぎて歩けません。夜も眠れませんでした。母親に見せると。あら〜。これは。。という顔です。だから病院に連れて行って欲しかったのに。朝イチで整形外科へ。
医者「右足。ヒビ入ってるね。骨折よりタチ悪いよ。ギブスで固定します。松葉杖も貸し出しますね。」
私「人生初の松葉杖か。。」
医者「ところで何でヒビ入ったのかな?運動してた?」
私「…。恥。ギブスいつ頃外れますか涙」
そうです。何を隠そう。私は自分の誕生日の日に。たい焼きとガラケーに夢中になり。右足にヒビを入れてしまった女です。とんでもなくアホです。
次の日。慣れない松葉杖で登校です。さすがに親も車で送ってくれました。変わり果てた姿に友達も絶句です。この子は自分の誕生日に何をしたの?聞きたくても聞けません。そんな雰囲気が嫌なので。全て笑いながら話しました!そしたらみんな大爆笑です。大爆笑しながらサポートしてくれました。嬉しかった。
この話から10年以上経った今。
毎年誕生日が来ると、当時の友達から。おめでとう!右足の調子はどうですか?骨折だけは気をつけてね。とメッセージが来ます。もはや決め台詞です。
きっとこのネタ死ぬまで言い続けられるんだろうな~。
ちなみに。靭帯を痛めた話もあります。もちろん運動中ではありません。またどこかでお話しますね。
長々と読んでいただきありがとうございました!
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