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おいしいごはんを作る

2回目の出産を迎えるまでは、
子育て+言語聴覚士(フルタイム)
という二足の草鞋で暮らしていた。

毎日18時半前後に帰ってきていたので、
週に一回まとめて作り置きをして。
それをちょこちょこと食べていき、
作り置きが底をつく木曜日は、
「何もしないDAY」と決めて、お惣菜。笑
金曜日は週の終わりなので、
ちょっと頑張ってご飯をつくって
お酒を飲む(なのでお酒に合うごはんを作る)のが
日々の楽しみであった。
作り置きの苦手意識がなくなって、
このルーティンが合ってる気がしてた。

しかし、その後出産して2人育児が始まってからは状況が一変。週に一度の作り置きの時間が取れなくなった。
買い物にいくのも億劫になり、どこのどのタイミングでご飯を作ったら良いのか、分からなくなった。
隙間時間を作ったり見つけて作るという技術は
私にとって大きな壁で。
作り置き時代には料理が楽しかったのに、
今や苦手な事柄になってしまいかけている。

(そして、現在はというと)

日中の息子が寝てる時間に作ったり
上の子が帰ってきてから…など、
なんとかなんとかこなしている。

幼い子どもたちを育てている時期、
自分の時間の確保や理想のごはんや暮らしは
到底無理なのでは…という生活。
子ども中心になるわけで、
「しょうがないよね」と思いながらも、
元来「しょうがないよね」が苦手で、そんな中でも何か楽しみを見つけたいと思う方。
日々何かしら模索してみています。
何事もバランスだなと思うし、のんびり屋なのでまぁしょうがないってなる事もあるけれどね〜

昨日は夕方からご飯作りだったのですが、
部屋が散らかるのはもう良いことにしよう!
好きに遊んでおくれ〜!と自由にしてもらい
私はワイヤレスイヤホンを装着、
星野源を流し世界に入り、調理を開始。
キッチンの棚を開けてボウル達を持っていかれ、
それにトミカを入れられようとも、
お気に入りの鉄フライパンを遊びに使われようとも、
ソファのあれこれを外し、そこにトミカを隠されようとも、とにかく料理に集中する。
「楽しそうね〜」と思って、手を動かす。
そうこうしていたら、あっという間に完成して。
やり切ったなという達成感と共に、
散らかった部屋をぐるりと見渡して
愛おしさも同時に溢れた。
この瞬間のこの景色は、いつかは見られなくなるのだと。散らかった部屋を「片付けるよ〜」って言う時間もいつかは終わるのだと。
今は時に天敵!と感じるトミカやプラレールも、いなくなる日が来るのだと。
大変でしんどくて、でも一番幸せなのかもしれないね。
作ったご飯たちをパクパクと美味しそうに食べてくれる人がいることも、ありがたいなぁ。
そう思うと、明日もまたいっちょ頑張るか!と
じんわりやんわり優しい気持ちになれたのでした。

ルールを決めて動ける時期ではないのかもしれないけど、だからこそ、色々試行錯誤しながら
その時にあったごはん作りをしていきたいものです。
そんなこんなで、今日もまた、
みーさん母さんの、おいしいご飯を作るミッションは続くのであった。






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