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引っ越しの準備

という、ハンバートハンバートの曲を聴いていると、しっぽり涙が溢れそうになります。

前回の投稿が夏で、気がつけば秋になりました。我が家の2021年夏から秋は、       それはもう色んなことがありました。

まずは、お引越し。             以前住んでいたお家は、職場からも近くて、何もかもが新しくて便利で。住み心地でいえばとても良かったのだけれど。あまりにも職場に近いもんだから、頭の中が仕事モードのまま、家に持ち帰ることもしばしばあったり。子どもがうまれたのをきっかけに戸建てに住みたい気持ちも募ったり。

いつかは、ここを出たいと、         拠点を変えたいと思っていました。

本土まで中古物件を見に行った事もありました。夫の実家のある島も検討してみたり。2年くらいかな?そんな感じでしたが、ぱっと出てきたのが、今住んでいる物件です。

私の直感や勢いだけで、お家を見に行ったのですが、(あまり新しい物件ではなかったので、綺麗好きの夫からはNGが出ると思ってた)、トントン拍子で引っ越しが決まりました。

8月末、1日かけての引っ越し。       以前、一人暮らしアパートから夫の家にうつった時には、業者には頼まず、仕事終わりに往復しながら荷物を運んで、大きな家具は家族に手伝ってもらって移動させたので、引っ越し業者さんに頼んでしてもらうのはこれが初めてでした。

1歳にも満たない息子をかかえての引っ越しだったので、荷造りもしてくれるコースをお願いしました。おかげで子育てや仕事しながらしれっと引っ越しが完了したのでした、感謝。

とはいえ、荷解きや片付けは想像以上に大変で。お義母さんにも手伝ってもらってギリギリ住める状態になり一夜を過ごした。その後、1ヶ月経ちましたが、まだ頭の中は部屋のレイアウトだったりいらない家具の置き場だったり、押し入れ収納はどうするかとか、そんなことでいっぱいです。

でも、住んでみればなんとかなるもんで。   今までとは勝手が違うキッチンも、お湯を絶妙に調整して入れるお風呂も、馴染んできたよ。  引っ越した当初は、お風呂に入るのでさえ、涙が溢れて止まらなかった息子。今ではお風呂から夫が「おいでー」と呼ぶと、自分から進んで行くようになり、私には「ばばーい」と手を振るようになりました。慣れとはすごい。

築20年の長屋で、橙色の屋根と壁がレトロなお家です。築年数の割に作りは昭和で、水回りはやっぱり古い。入居してすぐ、トイレの鍵が閉まらなかったり、キッチンの水道からの水漏れが酷かったり。スイッチが壊れてるのか(なぞの回線なのだろう)リビングの電気が消せず、ブレーカーを落とす日々が続いたり。シンクの下の床がへこんでいて物が置けなかったり。

文章にすると、言葉にすると、マイナスな引っ越しだったんじゃないの?と捉えられてもおかしくないような事があったりするんですが、    大家さんと相談の上、直してもらったりして改善した部分も多くて。それだけで本当にありがたくて。面倒くさい事も楽しめる術ってあるんだなと、何事も生活できれば十分なんだな〜とうれしく思えたり。

暮らしていくと、ああここの壁が良いな〜とか、この照明雰囲気があって好きだなとか、この導線ラクだな〜とかね、わりとあるんです。良いところ。

あと、これはとっても不思議な話だけれど、  夫と二人暮らしを始めた頃、「いつか結婚して子どもが生まれたら(今住んでいる町にある小学校)に通わせたいな〜と、あの辺わたし好きなんよね」とか言ってて。夫(当時は彼)は、「またそんな先の事を…島だって違うのに、突拍子もなく」なんて苦笑いしていた。私自身もふわっと言ってみた、みたいな感じで。

でも今、こうやってそこに住んでいて、私が通わせたいと思っていた小学校が目と鼻の先にあるのです。なんとも不思議で、言霊ってすごいな〜

そんなこんなんで、家族3人で新しい生活がスタートした秋なのでした。

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焦らずゆっくり少しずつ、新しい土地で、   家族の思い出を作ってゆけたら。

もう一つ、秋に入ってすぐ、大切な大切な1日があったのですが、その記録はまた今度。

何度も言うようですが、ハンバートハンバートの引っ越しの準備。とっても素敵な曲なので、気になった方がいればぜひ聴いてみてください。

それでは、また。

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