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Day28

ネットミーム。
いろいろと勉強して、概略は理解しました、たぶん。
日本では「ミーム」という言葉を使わないけれど、似たようなモノでは「大喜利」があります。

最近では、映画『シン・ウルトラマン』よりメフィラス星人の「私の好きな言葉です」が一人歩き=ミーム化していて、映画を見ていない人まで使い出す始末。

ネットミームに話を戻すと、海外では日本の有名なアニメの印象的な一場面や、特徴的なOP/EDの一部を、LINEスタンプのような使い方でコミュニケートすることが一般的とのこと。
「ミーム文化」と言うのだそうです。

日本では、公式の画像や劇伴を、権利者に無断で使用することを禁じています。
海外での海賊版取締りも、展開されています。
ネットミームに使われる画像などが、日本の著作権侵害に当たるかどうかを、今日たまたまインドネシアの友人と話していた時、厳しい指摘をもらいました。

「日本のアニメのファンはインドネシアにも沢山いるけど、簡単に視聴できる手段が無い」
「配信コストは高く、給料が安いとサービスに加入できない」
「国や地域によるリージョンコードの違いで、そもそも見られないアニメが多すぎる」

アニメを流通させる機構について、日本はもっと主導的に、各国の放送事情に見合ったシステムを作るべきとのことでした。
つまり、見たいのに見られないから、どうにかしてネット上に出回る無許可の動画に頼ってしまうそうです。

アジアで唯一の先進国=日本は、世界で望まれているコンテンツを、如何にして安全に安価に、各地のファンに届けるシステムを作れるかに、もっと主体的に踏み込んだ方が良いのではと、考えさせられました。
海賊版撲滅活動を実行すると同時に、海賊版に頼らざるを得ないファンの切実な要望に、世界一の商業アニメ生産国として、真摯に取り組む時代が来たと思いました。

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