「もう十分子供に付き合ってきたから、そろそろもういいかなーって思ってる」

タイトルは、職場の女性先輩が言っていた言葉。
まだまだ子供中心の私にとって、衝撃的なお言葉でした。
お子さん、うちの子より年下じゃん。。。

彼女は、
・産んで2、3ヶ月で子供を保育園に預ける
・夫と協力して、交代で残業をして、残業できる日は残業できるギリギリの時間まで残業(最終退出者の紙にいつも名前が書いてあった)
・夫と協力して、1人の時間を作り、資格取得の勉強に励む
ような人です。
女性管理職なんて見当たらない会社ですが、管理職の話が出ているらしいです。

ちゃんと自分のキャリアの事を考えている人なんだなと、すごいなと思いました。
この方の思考を理解したい。
うちの子に、こういう思考もあるって事を教えてあげたい。


20代で最年少で管理職になったというあの子は、育休中に出会った育休ママ友。
有名な会社の管理職だけどしっかり1年育児休暇を取り、管理職に復帰。
最後まで出られない会議があって残念と言いながらも、急いで新幹線に乗ってダッシュで保育園にお迎えに来る。
いつのまにか2人目ができ、今は3人目を妊娠中。
彼女は毎回1年間育児休暇を取り、残業もセーブしながらも管理職を続けています。

私の会社ではそんな管理職聞いた事がありません。
女性管理職そのものが殆ど聞いた事がありませんが、唯一聞いた話では、
残業のためにしょちゅうベビーシッターを利用し、毎月高額なシッター代をを払い、
何のために仕事をしているんだかと、私の同期につぶやいていたそうです。

会社が違うからなのか、その子の能力がずば抜けているのか。


今回私がこんな事を書いたのには、こんなきっかけでした。

「私のキャリアはどうなるの?って夫に言いたい」と、あるママさんが私に話してくれました。

そのママさんは、以前は正社員で働いていました。
しょっちゅう夜遅くまで残業で、人間関係も悪く、
「ベビーシッター代払ってでも残業すべきだ!」と言い切っちゃう上司の元にいました。
パパさんも残業が基本なので、近くに住んでいるご両親に保育園のお迎えを頼んでいました。
はじめての子供の成長を見る余裕が全くなく、仕事が嫌になり、
新卒でずっと働いていた会社でしたが、しばらくして辞めたそうです。

仕事を辞めてしまうと、保育園に預けられなくなってしまいます。
なので、新しい仕事を探しましたが、なかなか見つからず。
特に、「残業はできません」ってなると、なかなか見つかりません。
やっと見つけた仕事は2年契約の仕事。
新しい仕事を始めて1年半後には次の職探しをしなくてはならない。
うまいこと空きがあって紹介して貰えれば、別の部署で2年契約ができる。
育休明けの社員が戻ってくるので、同じ部署にはなかなか居続けられない。
らしいです。
そして現在、2年契約がそろそろ終わるので、就職活動をしているけど採用とはならず。
せっかく保育園で仲の良いお友達ができて通い続けさせてあげたいのに、どうしよう。。。
と、悩んでおられます。

働くママ。負のスパイラルから抜け出せず。
パパさんは自分のキャリアも大切だから仕事をセーブできず、育児のしわ寄せははママさんに。


noteには育児に積極的な男性がたくさんですが、
私の周りにはママさんが仕事をセーブしている家庭ばかりです。

おかしいな。

女性だってキャリアを諦めたくない。遅れをとりたくない。
もし別れたら、自分で稼がなきゃいけないのに、私だけキャリアがないなんて。。。


私はシングルマザーなので、たまに市役所から養育費の有無の書類提出依頼が来ます。
(養育費も収入としてカウントされます)
その中に、片親就職支援相談会のチラシも入ってきます。
ハローワークの就職支援の人に、「子育てしていることは隠して面接に挑みましょう」なんて言われる世の中なのに、
片親就職支援相談会で相談することで、本当に仕事が見つかるのでしょうか?
片親枠があるのでしょうか?
悩んでるママさんに、このチラシお渡ししようかな。。。
シングルではないけど、紹介してくれるかな。。。


今日は、ただただ、悶々とする内容の記事になってしまいました。
これからもずっと悶々しそうです。

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