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2024.1.14 理科 村山斉「今年、新しいダークマターの研究が始まる」

今朝のNHKニュースで、村山斉教授がダークマターの話をしていました。
上の写真は、渦を巻く天の川銀河の周りに存在するダークマターを黄色いチョークで表しています。
ダークマターは、その存在が確実視されているのにもかかわらず、正体は謎のままです。

今年、2024年その正体を探る3つの新しい研究がスタートするとのことです。

(1番目)すばる望遠鏡
ハワイ、マウナケア山山頂のすばる望遠鏡に新しい観測装置を取り付けて、多くの星の動きを一度に観測できるようになる。星の動きを観測することで、ダークマターの詳しい分布が分かる。

(2番目)X線宇宙望遠鏡(XRISM  クリズム)
ダークマターは、ときどき壊れてX線を発する可能性がある。
このX線を観測することで、ダークマターの性質が分かる。

(3番目)重力波望遠鏡(KAGRA)
ダークマターは、ニュートリノのように私たちの体や地球を通り抜けているかもしれない。
その証拠を、神岡鉱山内にあるKAGRAで観測する。

3番目の「ダークマターが地球を通り抜けることと、重力波の関係」がよく理解できていませんが、もう少し調べてみたいと思います、

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