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2024.1.17 理科 超新星爆発で元素ができる証拠写真

 昨日1月16日の朝日新聞に、興味深い記事が載りました。
X線宇宙望遠鏡(XRISM  クリズム)が、大マゼラン雲にある超新星残骸(N132D)から出るX線スペクトルを観測したという記事です。

写真下の白い輝線がそのX線スペクトルで、いくつかのピークが見えていますが、それぞれケイ素(Si)、イオウ(S)、カルシウム(Ca)、鉄(Fe)の元素が生成されたときに出されたX線です。

 よく生徒から、「私たちの体をつくっている原子、元素はどこでどうやって作られたのですか」という質問を受けます。
「さまざまな元素は超新星爆発で作られた」ことの証拠写真ですね。こんなに鮮やかな写真は初めて見たので、紹介します。

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