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2024.2.8 理科 燃料電池のメリットとデメリット

 中学3年理科の教科書(啓林館「未来へひろがるサイエンス」)の「日常生活と電池」のところに、燃料電池が紹介してあります。

(教科書より)
燃料電池とは・・・
水の電気分解と逆の化学変化を利用して,水素と酸素がもつ化学エネルギーを,電気エネルギーとして直接とり出す装置を燃料電池という。

燃料電池のメリットが次のように書かれています。

燃料電池は,乾電池のように使いきりではなく,燃料の水素を供給し続ければ,継続して電気エネルギーをとり出すことができる。
燃料電池の反応では,水だけが生じて有害な排出ガスが出ないため,環境に対する悪影響が少ないと考えられている。すでに燃料電池は,ビルや家庭用の電源として使われており,燃料電池を動力に使った燃料電池自動車も,さらなる普及に向けて開発が進められている。

ここで、デメリットが書かれていないことに気づきました。
どんな電池にも、あるいはどんな装置にもメリットとデメリットがあるはずです。
その2つを知って、どう使うか、あるいは使わないかを自分の判断で決定する力を生徒には身につけてほしい。

そこで、授業では「燃料電池のデメリットは何だと思いますか」と聞いてみました。
次回の授業でそのプリントを集めます。
どんな回答がでてくるのか、楽しみです。

(上の写真は、燃料電池車「トヨタ ミライ」)


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