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2023.11.28 理科 化学ではモデル(模型)が大切

 化学ではいろいろな化学式(物質を原子記号と数字で表したもの)が出てきますが、これを生徒に無理矢理暗記させようとすると化学嫌いになってしまいます。

1 まず、10個程度の基本的な原子記号を、原子モデルを見ながら覚える。(1年生の段階がよい)
2 10個程度の分子記号を、分子モデルを見ながら覚える。(1年生の段階がよい)
同じ水分子でも、その集合状態の違いによって氷・水・水蒸気になることが、モデルを見るとよく分かります。

水分子(H2O)のモデル
氷のモデル
水のモデル

3 10個程度の分子以外の化学式を、モデルを見ながら覚える。(2年生)

塩化ナトリウム(NaCl)
塩化銅(CuCl2)

大切なのは、いつも「モデルを見ながら」というところ。
「化学式を見ると、モデルがイメージできる」ようになると、化合・分解という化学変化がダイナミックにイメージできるようになります。

写真のモデルは、いど工房製作のものです。
モデルのお問い合わせは、いどの会・いど工房まで。



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