新種牡馬 サトノアラジンとロゴタイプ

前回シルバーステートとキタサンブラックの新種牡馬について触れて、今回はサトノアラジンとロゴタイプについて。

◉ サトノアラジン

個人的には期待している種牡馬の1頭。
本馬は6歳になってから安田記念を豪脚で差し切り勝ちした。
ちなみにさされたのがロゴタイプ。
クラシックでの良績こそないものの、非常に良い血統を持っており、スピードを産駒に伝える能力も十分にある馬だと思う。

サトノアラジン

ディープインパクト×StormCatの黄金配合に加え、母系にFappianoを持っており、同じディープインパクト×StormCatのキズナと比べ、より短い距離のスピード勝負に向くタイプ。さらに良馬場向き
キズナは母系にダート長距離向きのDamascusが入っているため、サトノアラジンより長距離やパワーのいる馬場向き。
また、この馬自身がG1タイトルを取ったのは古馬になってからだが、早期から狙える種牡馬の1頭だと思う。

本馬単体で見るとマイルがベスト条件だと思うが、牝系に何を持ってくるかによって変わってくると思うし、どれだけ牝系の良さを引き出せるかがカギになってくる。

2歳戦や新馬戦では直線の広いコースの1400~1800くらい、できればワンターンの競馬で狙いたい。

消 ロゴタイプ

キタサンブラックの時に話した内容と同じだが、「産駒にスピードを伝える」という能力においてはほかの馬に劣ると思う戦歴や血統背景。朝日杯FSや皐月賞を勝ち早くから活躍した馬だが、キタサンブラック同様の突然変異的に出現した馬枠なのかなと思う。

ロゴタイプ

父ローエングリンは使いつつ良くなるタイプの欧州血統。
この馬が2歳戦から活躍できたのも、大きなレースに向けてたくさん使い込んだことが要因ではないか。
瞬発力勝負よりスピードを持続する勝負が向くタイプの産駒が多そう。
そういう意味では中山、小倉などの小回りが主戦場か。
さらに母系に名血Secretariatをもっているので、そこでさらにスピード持続する能力を伸ばしている。

・使い込んでよくなるタイプが産駒で多そう。
・スピード持続する能力が問われるレースや、持続戦で穴をあけそう。
・先行馬ではないと持ち味が活かせないので、差し馬は軽視。

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