4年ぶりのライブに行ってきた
4年ぶりのライブ
SPECIAL OTHERS のライブに行ってきた。会場は横浜 Bay Hall。
そもそもライブに行くのはコロナが流行る直前2019年12月にSPECIAL OTHERS のライブで六本木の EX THEATER ROPPONGI に行って以来なので実に4年ぶりである。
久しぶり過ぎてまともに SPECIAL OTHERS の活動や新曲を追えておらず、ライブで演奏された曲ほぼすべてが初めて聴いた曲だった(笑)
じぶんが好きでよく聴いてたアルバムは QUEST とかなので10年以上は時間が経っているんだなと思った。
家帰って調べると 2023年も Journey というアルバムをリリースしたばかりだった。聴いてみると今日のライブの曲もこのアルバムから選ばれているものが多かった。
インストのライブの良い点は歌詞がないので大声で一緒に歌ったりみたいなノリがなく、各々が各々のペースでメロディやリズムに乗ってタテヨコに揺れてるくらいで比較的大人しいところ。
インストのライブは決まった振り付けや掛け声もないので各自マイペースにライブを楽しむことができる。
ライブ中に気になったこと
ライブ中に気になった点がいくつかあった。以下3つ紹介する。
1点目、右から2番目のベースの方がコントラバスのように縦に抱えて演奏している楽器は一体なんという楽器だろう?という点。
この前リリースした あらB.fm の Marcさん回でサイレントコントラバスの話が出た。サイレントコントラバスと形状や立てて演奏する点、そして見た目が似てる楽器だなと思った。
2点目、「ライブは生音が聴ける」みたいにライブの音を有難がる言説がある気がするが、今回の SPECIAL OTHERS のライブは楽器の近くにあるマイクが拾った音をオーディオインタフェース通して会場内のデカいスピーカーから出る音が圧倒的に馬鹿デカいので、生音ではなくほぼほぼスピーカーの音を聴いているんだよなという点。
そう、ライブといっても我々は生の楽器の音ではなくスピーカーの馬鹿デカい音を聴いてるのだ。けして生音ではないのだ。
だからといって家で聴いてるのと同じかというといろいろと違って、眼の前で演奏しているプレイヤーの手や指の動きが音にシンクロしているため、まさに目の前で「音が作られる現場」を目の当たりにしている感覚が強く感じられてよかった。
SPECIAL OTHERS の曲の中にはカエルの鳴き声みたいな音で演奏されている曲がある。そうした変わった音はどのパートの人がやってるのかなと思っていたら、キーボードの人がパーカッション担当みたいに一旦キーボードを弾くのを止めて後ろに歩いて行きまた別の機材を演奏することでカエルの鳴き声みたいな音を出していた。
そうした「音が作られる現場」を見て、曲だけ聴いているだけだと見えてこなかった部分をいろいろと感じられてなかなか趣があった。
3点目、「ライブの音は腹に響く」みたいな話を聞いたことがあるが、実際は腹よりは胸のあたりに響いているような気がした。音は媒質の粗密によって伝わる波と考えると、非圧縮な水より圧縮する空気の方が振動しやすそうなので、肉(水)が詰まってそうな腹よりは空気が詰まってそうな胸(肺)の方が響きやすいのかもしれないという点。
もちろん諸説ありそうなので「ライブの音は身体のどの部分に響きやすいのか?」問題として提示するに留めておきたい。
おわり
4年ぶりに SPECIAL OTHERS のライブに行けて良かった。
好きなアーティストを応援するなら、YouTubeや音楽サブスクで聴くより、CDを買った方が良いだろうし、行けるならライブに行った方がおそらく良い(推しへの課金的な意味で)。
帰りにライブ物販で軍手を買った。2019年のときも軍手を買った。軍手は寒いときの手袋代わりになるし登山や掃除でも使える。ライブ限りのお遊びではなく生活必需品である。
おまけ
横浜といえば中華街、中華街といえば景徳鎮の四川激辛そば。
ライブ帰りについでに食べてきた。辛いもの好きにおすすめしたい一杯。
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