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「ゼロからのOS自作入門」へ入門

昨日「ゼロからのOS自作入門」を読み始めた。

喫茶店が8時閉店で1時間くらいしか作業時間が取れなかったので、0章の導入部分を読んだのとこれから作っていく Mikan OS のビルドと実行環境の確認だけをした。

用意するのは Ubuntu 環境くらいである(WindowsユーザーはWSL2を使えばよい)。自分は Ubuntu 20.04 LTS のラップトップで作業した。

またMikan OS の起動には実機の試験機がなくても QEMU というエミュレーション環境を使えば良さそうである。

まだ導入部分だが感動したのが、Mikan OS のビルドから起動まで上記の手順でエラーなくOSの動く様子が確認できたことである。

この手の技術書を読んだことある人は分かると思うが、技術書の示す手順通り実施しても、技術書の内容が古くて各ツールのバージョンに齟齬が出ていたり、じぶんのマシン環境が古かったり新しかったりと、さまざまな要因でエラーが出ることが多いものである。

今回エラーなくスッと1時間くらいで本読みながらビルド&起動までいけたのは本が出版されたばかりであるのと、著者が手厚く上記ページなどでちゃんと動かすための手順を細かく示してくれていたという理由がありそうである。

本にも技術にも開発環境にもなんでも旬があるものである。

今回発売した「ゼロからのOS自作入門」は15年前出版された有名な「30日でできる! OS自作入門」の刷新的な意味合いを込めた意欲作らしい。

しかも、2021年3月27日から、毎週土曜日夜に著者主催で「MikanOS もくもく会」の開催までしてくれるそうである(手厚い)。もし興味あれば Discord へ参加してみるとよさそう。

世界的ですもんね……(9分44秒)。

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