普段使いのブラウザとDeFi専用ブラウザを使い分けた方がよい理由
CoinClub さんの番組で「Metamask の闇」というタイトルで動画を出されていました。
Metamask をみんな安心して使っているけど、少しチェックしてみては?という啓蒙動画となっていました。
指摘1 ... Chrome 拡張だとデフォルトで「すべてのサイト」の読み取りがONになっている
「すべてのサイトで許可する」とは、ブラウザで行うすべてのやりとりがMetamask 側から確認できるということです。
実際もんだい、本当にデータが収集されているのか?は不明です。しかし、(1) 技術的には収集可能 (2) 利用規約からは収集した情報の使い道は割とフリーダム という点から、懸念を表明されたのは自然な流れと思いました。
決められたサイトのみをMetamask に許可させたい場合は、例えば URL でホワイトリスト形式で登録することができます。クリックで拡張を都度都度ON にすることもできます。
厳密に管理するならばやった方がいいでしょう。しかし、これは大変使い勝手がわるく、DeFi をわたりあるく上級ユーザには耐えられないでしょう。
そこで、わたしのおすすめは「ブラウザを分ける」です。
2つのユースケースでブラウザを分けて使う!
2つのユースケースで分けることをお勧めしたいです。
・ユースケース(1): DeFi専用
・ユースケース(2): 日常生活のブラウジング用、検索用
参考までに、わたしの環境をシェアします。
・(1) ... Firefox + Metamask
・(3) ... Chrome 拡張無し
まず「DeFi はFirefox でしか操作しない。DeFi 以外の利用は一切行わない」という厳密な使い分けをします。検索もNGです!
これを行うと何が嬉しいか。「すべてのサイト」をMetamask に100% 情報収集されても問題ない環境を作ります。DeFi しかさわらないので、Metamask がどんな情報を収集しても問題ない... というわけです。
Firefox にもMetamask 拡張がありますので、これを利用できます。またはBrave ブラウザを使ってもよいでしょう。
もし何かのお役に立てましたら、サポートを頂けると嬉しいです。