10月6日(月)のつぶやき

おはようございます。四万十は、雨。
(ほぼ)ひと月ぶりの雨、恵みの雨です。
シトシト時々ザァザァと降る雨が、カラカラに乾いていた野山をしっとりと濡らしています。
ココロも潤す雨。どうぞたっぷり降っておくれ。
なんとなく鳥たちの鳴き声も弾んでいるように聞こえます。
今日の最低気温は、18、3度。

最高気温25、1度。午後は、曇りときどき雨。

思ったよりも降らないなぁ・・・とベランダでコーヒーを飲みながら、ねずみ色の空をながめました。
そして、今日の雨をさかいに、季節外れの暑さもおさまってほしいなぁ、とも思う。

11月にはいると(もう11月だというのに)南国四万十は、夏に逆もどり、ほぼ真夏日が続きました(11月の観測史上最高の気温を記録)。
このところ柚子採りのお手伝いをしている僕は、夏のような暑さのなかでの作業に、ぐったりです。
どぉなっちゃってんだよ、地球。

 (江川崎の)10月の雨量は、21㍉と極端に雨が少ない秋。
四万十川は、きつい減量をしたボクサーのように、ガリガリに痩せています。
長年この川のガイドをしている僕も、ここまで水量が少ない(秋の)川は見たことがありません。
いくらやつれても、水の透明度がよいのはサスガですが。

そして、口屋内村で四万十川に流れこむ、清流黒尊川にいたっては、最下流は水がなくなり、瀬切れて、全面的に川原がむきだしに。これも初めて見る光景です。
これでは、アユ、カニなど川と海を行き来する生き物たちは、閉じ込められて、川を下ることができません。
黒尊川中流域の村では、このままあまり雨が降らないと、生活用水の使用に支障がでるかもしれない、とのコト。

 今日は、ひと月ぶりの雨。でも、思ったよりも降らず、期待ハズレにおわりそう・・・。これから夜にかけて少しでも降ってほしいものです。

 命をはぐくむ水。山、川、海、生き物たち、あらゆる生命が水に支えられてます。少なすぎても、こまるし、多すぎても、こまる。
自然のなかの暮らしは、自分が思うように物事がうまく進まない、ということを学ばせてくれます。

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