9月1日(木)のつぶやき

おはようございます。四万十は、雨。
ゴロゴロ、ピカピカ、ザァザァ、雷まじりのラウドな朝です。
ふぁぁ・・・。眠たいのは、夜中、家を小さくゆらし、身をすくませた大きな雷鳴に叩きおこされ、朝までまんじりともしなかったから。
カミナリコワイ。でも、このまとまった雨は、高水温に弱っていた川の魚たちには恵みの雨です(長くつづいた暑さにへばったガイドにも)。
今日の最低気温は、24、5度。

曇りときどき雨ときどき晴れ。
落ちつかない空の下、少し蒸し暑さをかんじる午後です。
もう9月ともなれば、朝晩の風のすずしさや空のたかさ、雲のかたちに夏のおわりが感じられるように。
あなたは、夏のおわりをどうやって祝いますか(あるいは哀しみますか)。
僕は、天然アユの塩焼きとビールで、さりゆく夏にカンパイ!です。
川のほとりに住んでいても、川の幸を食べるきかいは、あんがい少ないものですが、今日は・・・。

昼さがり、部屋でごろごろ本を読んでいると、一台のバイクが、庭のスロープをあがってきました。
「おーい、おるかえ」。近所のおんちゃんです。
「ん?」。僕が庭におりると、おんちゃんは、クーラーボックスの中から、何匹かのアユと氷が入ったジップロックをだしていいました。

「これ、食べんかえ。上流までアユをとりにいってきたがよ。ようけ捕れたのでおすそ分けよ」と。
「わっ、ありがとうございます。今夏、アユはたくさんいますか?」
「おおっ、数はおるけど、カタはこまい感じやね~」

夕方、いただいた天然アユとビールで、さりゆく夏にカンパイ!です。ベランダの焚き火台に炭火をおこし、網の上にアユをのせ、焦がしすぎないように気をつけて焼きます。(といっても、焦がしてしまったけど。アユと炭火がちかすぎた・・・)。
ときおり、アブラが炭火におちて、ジュウジュウと白く煙がたてば、なんともウマソーです。
そろそろ焼けたかな。プチン!ヒエヒエの缶ビールをあけた。
さぁ、おたのしみはこれからだ。
これで、星空も見られたらサイコーなんだけど。

川の幸を食べるきかいは、あんがい少ない川のほとりのマイライフですが、たまに食べるから、自然の恵みのありがたさがわかるのかも、とおもう夏のおわりです。
大切なものは、ニキにある(ニキ:近くに。野村春松)。


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