2月10日(金)のつぶやき

おはようございます。四万十は、雨。
シトシトときどきザァザァと降ってます。
短い周期で雨が降るようになってきて、南国の川は春近し、と感じます。
今日の最低気温は、6、5度。*画像は、6月撮影。

 最高気温12、1度。午後は、曇り。

四万十は、遅い午後に雨があがり、西の空は少しずつ明るくなっていきました。ベランダから晴れゆく夕空をボケっとながめながら思う。
(このところ)ちょくちょく雨が降るようになってきたなぁ。
冬がおわってゆくのだな、と。

 南国の川の2月中旬~3月初旬は、さりゆく冬とおとずれる春がゆきあいます。菜の花が凍りつき、冷たい雨にサクラの蕾もふるえる冬の出戻りのような日があれば、あたたかな春一番(南風)がごうごうと川をふきぬけて、冬枯れの岸辺を大きくゆさぶる日もあります。

 川べの梅の花が見ごろになると、冬の冷えた川の水も(最低水温は6度ほど)じこじこぬるみはじめ、カジカ(蛙)が初鳴き、アユの稚魚やゴリが集団で(海から)川をのぼりはじめます。

南風も吹きはじめた川原では、ヤナギ(春告げ木)が芽吹き、モクレンの白い花があざやかな庭先では、シジュウカラ、ウグイスがにぎやかにさえずります。鋤きかえされた田では、カエルたちの今シーズンの合唱が開幕に。
ゲコゲコ。

 そんな春のきざしを見つけ肌で感じれば、冬にこわばったカラダもゆるんで、自然に気持も明るく軽くなってゆきます。たぶん。
ひと足はやい春を、四万十に見つけにきませんか。

 「こんころになると、体のほうもなんとのうやわらくなったような気がしてきよる。ここいらは足摺岬に流れてきよる黒潮のおかげで、高知市よりは2度ほど温いけんど、それでも、冬はそれなりに冷いけんね。知らん間に力が入っちょる。それが解けてくるんが、春よ」野村春松

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