3月1日(水)のつぶやき

おはようございます。四万十は、晴れ→薄曇り。
竹藪をぬけて川原へ。水が途切れた浅瀬をわたり(春~秋は流れていてわたれず)。ごろた石の広い中州を遠くまで歩く。
セキレイがさえずりながら飛んでいく。
今しか行けない場所から川景色を愛でたあとは、素足で浅い水中をわたり陸へ。うーん、ひやい。川のなかもまだ冬でした。
今日の最低気温は、2、1度。

最高気温20、4度。午後も晴れ。

昼どき。
3月初日は、ぽかぽか陽ざしとぬるんだそよ風、鳥の恋歌がココロをおどらせます。春か、春だ、春ぜよ。ヤッホー!厚手のフリースを脱ぎすてた僕は、冬のねぐらから外に飛び出したのでした。
水辺にいき、セリを摘む。今宵は、セリのおひたしで一杯です。

昼下がり。
ベランダのコットの上で、陽に肌をさらしながらぼおっと空をながめていると、傍らのラジオから、「今日は、公立高校の卒業式です」というニュースが聞えてきました。

春は、卒業・入学シーズンでもありますね。
♪静かな静かな里の春~♪ 
我が家の近所にあった、小学校と中学校は、2年前から休校に(保育園も何年か前に閉園に)。
学校の(子供らの)小さなにぎわいも消えた村は、年々人がへり、過疎化がすすみ、じこじこと緑に飲みこまれて、里山の役目をはたせなくなってゆくことでしょう。

そして僕は、ああっ、もうそんな時期なのか・・・と遠い目をして、若き日の春のデキゴトを思い出す。卒業してすぐに、幸福の絶頂のさなか、交通事故であっけなく逝ってしまった友人のコトを(シングルマザーに育てられた彼は、ある会社の社長令嬢との結婚が決まっていて、婿養子になるはずだった)。
一寸先は闇。そのデキゴトのあと、僕は迷っていた旅の計画を、思い切って実行することに。そこから旅は、今日の四万十の空まで続いています。

「今から20年後、君はやった事よりもやらなかったことに、より後悔するだろう。ゆえに、舫いを解き放て。安全な港から船を出せ。貿易風を帆に捕らえよ。探検せよ。夢をみよ。発見せよ」マーク・トウェイン (作家)

これは、豪州24000キロのバイク旅で着用したジャケット


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