【シティリーグ準優勝】ヌオーTAGバレットの紹介
らすかと申します。note初投稿です。
この度参加したシティリーグ栃木において準優勝という好成績を残せたため、今回私が使用した『ヌオーTAGバレット』のデッキ紹介をしたいと思います。まずは使用したデッキがこちらです。
ヌオーの特性「おしながす」を使ったデッキコンセプト自体は私のオリジナルではなく、現スタンダードレギュレーションで結果を残した方がいらっしゃいます。その方のデッキ構築を多分に参考させていただきました。主なプレイング運用については、beさん の記事にございますのでここでは割愛させていただきます。ご参考ください。
(参考記事)
https://note.com/7_pff/n/na3595ea66faa
ヌオーTAGの魅力は一言で言えば「自由」。作り手の考え方によってデッキ内容が変わる十人十色なとてもユニークなデッキです。
本記事は、私が編成したデッキ構築の紹介をメインに書かせていただいています。今回のシティリーグに向けて何度も試行錯誤し、選択したカードの採用理由について知ってもらえればと思い、文章でまとめさせていただきました。
大きく分けて4つの構成でまとめています。
1.環境デッキとの相性
2.カード採用理由
3.シティリーグのマッチアップ
4.おわりに
本記事は投げ銭式としており、最後まで無料で読めますので、通勤通学のお暇な時間にでも読んでいただければ幸いです。なるべく堅苦しくない文章にしたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。
1.環境デッキとの相性
「いま、強いデッキは何か。」の問いに、100人が口を揃えて言いました。「ザシアン」と。
たねポケモンでありながら、高耐久、高火力、且つ強特性「ふとうのつるぎ」により、エネ加速と手札補充を一度に行える、まるで隙のないカードが誕生しました。それを更に強化するかのように「メタルソーサー」や「ニャイキング」(「ガラルニャース」)など補助カードにも恵まれていて、ザシアンを軸にしたデッキは、大会上位で必ず見かけるようになりました。ザシアン軸のデッキも三神型やニャイキング型、ルカリオ型の派生が出ています。どの型も強く、tire1に位置付けられています。
その他にも強いデッキは多々ありますが、ざっくり挙げると以下の通りです。
・ピカゼク
・小ズガドーン
・タチフサグマ
・マグカルゴLO
・パーフェクション炎
・パーフェクション超
・レシリザ
・モルペコドール(コケコ)
・ズガアゴ
察しのいい方は、ヌオーTAGデッキがこれらとの相性が気になっているところかと思います。
ヌオーTAG側から見ると…
・ザシアン(三神、ニャイキング、ルカリオ)
→不利🙅♂️(ニャイキング型は微不利)
理由:こちら側にデデンネが並ぶため、2体取られて終了する展開が常にあります。特にルカリオ型はエネを破壊されるため相当厳しいです。
・ピカゼク
→不利🙅♂️
理由:速攻展開されるとこちらのエネの供給が遅く、中盤以降競っても勝ち切れないです。デンジ→グレートキャッチャーで最後終わるシーンが多いです。
・小ズガドーン
→不利🙅♂️
理由:青天井系は一撃死するため苦手です。
・タチフサグマ
→五分🧸
理由:「かすみぎり」の存在や「かがやくつる」で対抗策は意外と豊富です。シャドーボックスミミッキュを上手く使われると難しい勝負です。
・マグカルゴLO
→有利🙆♀️
理由:コバルオンの存在でねむり状態になりません。ツタバナを使い、ピッピ人形を躱せば大丈夫です。
・パーフェクション炎
→微不利🙅♂️
理由:後1から溶接工から火力を出されると厳しく、場合によってはスタートしたミュウツーがそのまま気絶してしまいます。「タッグパージ」まで持ちこたえられれば可能性はあるが、やや厳しいと思います。
・パーフェクション超
→微不利🙅♂️
理由:相手のゲンミミやオロヨノで一方的に弱点を突かれて、こちらのミュウミュウの行動が制限され続けます。一応、ブラライを用意することで対抗できます。
・レシリザ
→有利🙆♀️
理由:カキやこだわりハチマキがレギュ落ちしたことでデッキパワーがやや下がっています。「タッグパージ」をうまく使い、最後はヌオー自身でトドメを刺すことが可能です。
・モルペコドール(コケコ)
→有利🙆♀️
理由:バナツタを使えば楽に裏のモルペコなどを呼び出せます。
・ズガアゴ
→不利🙅♂️
理由:やはり、青天井は苦手。
…。(^ω^;)
実は環境を見るとそんなに有利を取っていません。ですが、ここでは諦めません!なぜなら、ヌオーTAG側には無限の可能性があります。各方面に有利なメタカードを忍ばせることができるため、たった1枚のカードを駆使すれば不利を五分以上に戦ったり、一発逆転することもできます。
環境にいるデッキの約9割程は採用されているカードの予想ができるため、次の展開や相手の狙いも想像がつきます。しかし、ヌオーTAGはデッキの中に何が潜んでいるか分からない、いわゆる初見殺し性能・メタ性能が非常に高いため、不利を覆し、勝ちを拾うことができます。
2.カード採用理由
各カードの役割と採用理由について紹介していきます。(デッキリスト再掲します。)
ポケモンカードプレイヤーにとって最大の悩みはデッキを60枚に落とし込むことですね。このデッキは多種のポケモンを入れることができるため、仮想敵によって様々な構築が生まれます。
しかし、自由度が高い反面、あれもこれも詰め込んでしまうと、有利な相手にも戦いづらくなってしまい、却って負けが増えました。
全方位をマークするのをやめて、仮想敵・ターゲットを絞り、最低限のメタカードだけ入れて安定性を高める方針にしました。
私自身は現環境では①ザシアン(三神型orニャイキング型)と②ピカゼクの2種のデッキとマッチングすることを想定し、デッキ編成しました。ポケモンの種類を極力絞り、その分グッズサポートの数を増やし、安定性を高めています。
本記事では、調整過程で触れたポケモンの紹介とともにそれらの採用・不採用理由について書いていきます。
グッズサポートについては、デッキリストを見ればある程度、意図は想像つくかと思いますので、ここでは割愛します。
<採用カード>
・ヌオー、ウパー…各2枚
本デッキの骨子。このポケモンの特性でオーロラエネルギーとユニットエネルギー草炎水をバトル場に供給することができます。ゼラオラとの相性がよく、バトル場に出た任意のポケモンにエネを繰り出しながら戦うことができます。
希望はウパー3枚欲しいけれど、枠の都合上2枚となりました。確実に1体のヌオーを立てたいが、2体は不要。2-2でも十分に機能しました。
ふつうのつりざおは入れておらず、トラッシュから復帰する手段はない為、サポートやデデンネで、ウパーヌオーを失わないプレイングが必要です。
・ミュウツー&ミュウGX…2枚
本デッキのメインアタッカー。枠の都合上2枚。デッキにいる全てのGXポケモンの技を臨機応変に撃ち分けていくため、基本的には最優先でバトルに繰り出していきます。このポケモンもトラッシュに送ってしまうと、万が一1体倒されてしまうと攻撃の手が止まってしまいます。
・アルセウス&ディアルガ&パルキアGX…1枚
最強のGX技。GX(非タッグチーム)主体のデッキに対し、猶予があれば積極的に撃っていきます。エネルギーを落とせないので、GX技を撃って返しに気絶とならないよう考えましょう。
・フシギバナ&ツタージャGX…1枚
欲を言えば2枚入れたいです。特性「かがやくつる」要員。たまに、知らない人もいるのですが、オーロラエネルギーやユニットエネルギー草炎水でもこの特性は発動します。
デッキにはベンチを引き出す道具を一切積まず、このポケモンがその役を担っているため、ベンチに積極的に出していきます。特に、ガラルニャースが見えたら最優先でつるを輝かせて行きましょう。ガラルニャースをとると、打点が足りず相手のザシアンの技を一発耐える可能性が格段に高まります。
GX技は意外と使い所があります。ガラルジグザグマ(草弱点)、ピッピ人形、メタモン、またはユキハミと綺麗に複数体取れる展開もあります。
・レシラム&リザードンGX…1枚
一番使う技は2エネの「げきりん」。ザシアンの技「ブレイブキャリバー」を耐えて、返しの技として大変重宝しました。低コスト高火力技なので確実に必要です。
・マーシャドー&カイリキーGX…1枚
自由枠。私は不利対面なピカゼクに対する一つの回答として採用しました。そのため、本体を直接ベンチにおき、2エネの「リベンジ」もしくは、「ひゃくれつインパクト」でピカゼクやライライ、コケコVを倒すようにします。また、GX技は強力で、相手にいましめの祠が無く、技の200ダメージでバトル場を倒せる時には、次ターン無敵になる(エネを守りつつサイドを進められる)ため、たまに使うことがあります。
・サーナイト&ニンフィア…1枚
必須。技を撃ちつつエネを場に分散させることができます。仮に返しの技で気絶しても分散させているおかげで、エネを落とさず次の行動に繋げることができます。
余談ですが、やる事がない時に1エネ「ようせいのうた」で山をチェックすることが可能です。
・デデンネGX…2枚
デッキのエンジン。1ターン目はウパーを展開することが最重要課題なので、ボールや現物にタッチするために使用します。ベンチ管理が重要なのと、手札の特殊エネを無闇に切らないプレイングは大事で、使い所をかなり慎重に見極めていました。デデンネを使うのは2回までが限界でして、採用は2枚で十分です。
また、自身が事故気味の時にオーロラエネを含む2エネでは、「バチバチ」か「ビリリターンGX」が撃てることも念頭に置いておきましょう。
・ゼラオラGX…2枚
本デッキコンボの骨子。オーロラエネルギーでの「じんらいゾーン」によって場の入れ替えを行うためのキーカードです。これも初手に置きたいので2枚は必要でした。ポケモンいれかえを4枚積んでゼラオラを減らすことも検討していましたが、ゼラオラを置く事の方がプレイは安定し、何よりバナツタとの相性もとても良いです。
・ヒードランGX…1枚
オリジナル選出。このポケモン本体で戦えば3エネでザシアンを突破出来る可能性があります。また、GX技が5エネで250ダメージまで出せるため、5エネ以下での最大打点を作ることができます。実際に、今回のシティでこの技でのリーサルがありました。更には、GX技は1エネからでも撃てるため、仮に相手の先攻1ターン目でジラーチやガラルニャースが場にいる状態で、ターンが回って来た時、後攻1ターン目に「ヒートボンバーGX」でそれらを倒すことができることも想定していました。このようなケースに遭遇することはレアですが、ガラルニャースを取ることは、対ザシアン戦に対する勝ち筋ですので、積極的に撃っていいと思います。もし、そんなケースがあれば「進研ゼミで習ったところだ!」なんて思いながらヒードランでGX技を切りましょう。
(ザシアン使いに秘密にしたいここだけの話ですが、カレイドストームで場にエネを分散させた後に、相手が「ヌオー取ればキツいんじゃね?」と思ってカスタムキャッチャーを使い、ヌオーを狙ってきます。ですが、その後こちらは待ってましたと言わんばかりのドヤ顔でヒードランの特性「バーニングロード」を決めて、ザシアンを突破し返せますよ!一回も決まったことはありません。)
・ジュカインGX…1枚
2エネの「リーフサイクロン」が強力です。サナニンフの項でも触れましたがエネを場に残すことが肝になります。ジュカインの技でもサナニンフ同様に場にエネを一つ残せるよう、最低限のリスクヘッジが出来ます。
また、1エネ60ダメージの「おんそく切り」も非常に有効打です。なんと!特性持ちのガラルニャースはHP60です。(因みに、ガラルニャースは超抵抗ではなく、草抵抗)
今回もシティで実際に使う場面がありまして、2ターン目にバナツタに手張りで、ベンチのガラルニャースを呼び、ミュウミュウ1エネ(おんそくぎり)で倒しました。この動きはザシアン戦で最も重要だと私は考えています。ニャイキングが一体いないだけで、タッグポケモンは首の皮1枚繋がって生存できます。
他のケースで、相手が先攻でバトル場の三神にオーロラエネルギーを手張りした後に、後攻1ターン目でおんそくぎりを撃てればエネを破壊することが出来るため、三神のGX技を遅延させることが出来ます。
ラティオスGX…1枚
技要員として。対ピカゼク、対パーフェクション、対レシリザ用に1枚採用。タッグからの技をシャットアウトすることができるため、擬似的に足止めすることができます。120打点あるため、ジラーチやヤレユータン、ガラルニャイキング、カラマネロなどを倒しつつ、次ターンにガードすることができます。
また、シティでも何度も使いましたがGX技も強力で、三神のGX技を封じることでザシアンでのワンパンプランも崩壊させることができます。
・コバルオンGX…1枚
GX技要員。GX技の効果で次のターン相手から攻撃されないため、実質安全にエネを増やすことが可能です。1エネより2エネ、2エネより3エネとエネの数だけ撃てる技範囲が大きく変わるデッキですので、このGX技を撃つ機会は非常に多いです。
また、巷で流行っているふわふわまくら搭載型のLOやライライの「タンデムショック」に対し、特性「メタルシンボル」が、いぶし銀な活躍を見せてくれます。
・ラフレシアGX…1枚
2エネ最高打点「だいかいか」。180ダメージは破格の威力です。相手ポケモンに大きな負荷を押し付けられます。相手のミュウミュウをこちらも2エネのミュウミュウでワンパン出来る為、序盤は他のタッグポケモンで戦いつつ、ラストに相手のミュウミュウに後出しして倒したりするパターンがあります。
<不採用カード>
・ゲッコウガGX
「かすみぎり」でタチフサグマやケルディオ、フライパン持ちやルカメタへの対抗手段です。
英断(無謀?)ですが、今回タチフサグマ戦を切りました。
デッキに入れていて損は無いのですが、2エネではラフレシア技やジュカイン技を優先すると考え、最終的にデッキに入れませんでした。(結果、タチフサグマと戦うことをこの時の私はまだ知らなかったのだった…。)
・ライチュウ&アローラライチュウGX
超有能技「タンデムショック」を切りました。使い所を選べばそのままマヒで動けなくすることで、かなりのアドバンテージを得られますが、ポケモンの交代されると弱いです。ポケモンいれかえ多投の時代、サポートで手札補充し、ポケモンいれかえにすぐ触れてしまうため、返しに3エネついたミュウミュウが倒されてしまうシーンがありました。練習で成功体験を実感できなかったためこちらも外してしまいました。
・ブラッキー&ダークライGX
GX技がコバルオン並みに優秀で、無色1エネで相手の動きを制約できます。
また、悪タイプであることから超パーフェクションデッキに対し、ゲンミミやオロヨノに対し、弱点をつけます。今回自分の読みでは、ニャイキングの増加から(270以上のダメージを出しやすい)、パーフェクション系のデッキの使用率が減ると想定し、思い切って外しました。こちらもライライ同様で万が一「ブラックランス」の技後に、返しで倒されてしまいますと盤面からエネが3枚消えてしまうので、使いづらさを感じてしまい採用を見送りました。
・ゲンガー&ミミッキュGX
GX技によるターン稼ぎ(ヌオーへの進化アクセス、追加手張り)が可能です。且つミュウミュウに対しては一方的に弱点をつけることができます。わずか2エネで相手タッグを倒せる性能も備えており、このカードとのデッキ相性は良く、採用するかずっと迷っていました。
しかし、ユニットエネで攻撃に参加できないのと、ダメージの不確定要素が安定性に欠けると感じたため最後には抜けてしまいました。
・ガブリアス&ギラティナGX
このポケモンも最後まで入れるか悩みました。
相手ポケモンにダメカンが乗っていたら3エネ240ダメージの超火力を持つ一方で、無色1エネで技が撃てるため、小回りも非常に利きます。
枠を作れば、デッキに入れられないこともありませんでしたが、対ザシアン戦を厚く見ていて、その対面においてガブギラの技を使用しなかった点が不採用に至った理由となります。
余談ですが、練習の中でバナツタのGX技で全体に50ダメージを当て、メタモン◇を気絶させつつ、次ターン「カラミティエッジ」でタッグポケモンを倒して勝利というゲームもありました。ですが、バナツタのGX技の返しに気絶させられると3エネを場から失うリスクがあるため、簡単には使えないプランです。
・チルタリスGX
こちらも最後まで悩んだカード。2エネ「ブライトトーン」がパーフェクションやピカゼク系統のデッキに刺さっており、擬似的に手張り回数を増やせる時間稼ぎの技として優秀です。
GXポケモンからのダメージを受けない=ラティオス「タッグパージ」よりも強力である点。また、3エネ「ソニックエッジ」=かすみぎりゲッコウガと類似している技を持つため、チルタリス1枚で完結すると思いました。
ラティオスとゲッコウガ、2つの長所を使用できる点は、採用の価値は十分にあります。
不採用の理由として、「ブライトトーン」の威力50が、不足していることです。対ピカゼク戦も厚く見ていたこともあって、ラティオスの「タッグパージ」120ダメージが必要でした。50ダメージですとピカゼクを倒すのには遠く、その間にコケコVが育ってしまいます。120ダメージあれば、素のピカゼクは確2となり、相手としても悠長にプレイできなくなります。また120ダメージあると、ジラーチやヤレユータンを1撃で倒しつつ次のピカゼクからのダメージを受けない、というムーブができるため、この差は大きいと感じました。
同じ理由でケルディオGXの採用も検討していましたが、コケコVの存在と3エネ110の低火力に活躍の機会がありませんでした。
・フェローチェ&マッシブーンGX
ユニットエネ3枚で190ダメージの高打点が出せます。打点調整にも使える「ジェットパンチ」も優秀ではありますが、使いどころが後攻1ターン目にしかありませんでした。GX技も非常に有能ではありますが、やはり他にGX権を使用することの方が多く、練習で1度も撃つことが無かったため、採用を見送っています。ガブギラとの相性は◎です。
・ミュウ
特性「ベンチバリア」で裏のシステムポケモンを相手の狙撃から守ります。ヌオーやゼラオラ、ベンチに置物と化しているデデンネなど正直狙われると厳しいポケモンが多いです。ベンチ狙撃は現環境であればアーゴヨンGXの技のみで、その大半はミュウミュウに因る攻撃となります。
相手もミュウミュウは場に出しづらいため、ベンチバリアも活躍の機会が少ないと判断し、デッキから抜けました。「サイコパワー」もガブギラとの相性が良いので、ガブギラ採用時には入れてもいいと思います。
・ジラーチGX
ミュウミュウの弱点を消せることはメリット。それより注目したのは、技「ほしさがし」で数少ない特殊エネルギーの加速手段です。しかし、後1でしか撃つ機会は無いため、活躍の場は少なかったです。おやすみ、ジラーチ。
3.シティリーグのマッチアップ
ここからは、おまけみたいな感じです。実際のシティリーグでのマッチアップについて書きます。参考までに読んでいただければと思います。
〜予選〜
タチフサグマ 6-0 ⭕️ 先
ザシアンニャイキング 6-0 ⭕️ 先
三神レシリザ 6-0 ⭕️ 先
三神ザシアン 6-0 ⭕️ 先
三神ザシアン3-6 ❌ 後
〜決勝トナメ〜
三神ザシアン 6-3 ⭕️ 先
三神レシリザ 6-3 ⭕️ 後
〜決勝戦〜
三神ザシアン 2-6 ❌ 先
結果から見ると、三神とザシアン率が高すぎ笑
読みが当たっていた部分もあったけれど、ここまで偏るとも思っていませんでした(ピカゼクおらんか…)。
前日に友人である いえひーさん とザシアン戦を何度も練習していたので、とても気持ちが楽でした。
試合内容については、マッチングもだいたい同じデッキですので大まかに書いていきます。
vsタチフサグマ戦
正直スタート見て負けたと思いました。だって、タチフサグマを切った構築にしてたんだから(°_°)
結果は、マリィを使ってから相手が事故っていたため勝てました。運が良かっただけです。もし、普通の試合展開になったときは、「かがやくつる」で裏のエネルギーがついているポケモンを呼び出し、叩き続ければ大丈夫かと思います。
vsザシアン戦
予想的中!途中からずーっとザシアンに当たり続けました。要点だけをまとめると、ジュカインの技とツタバナを上手に使い、ベンチのガラルニャースを刈り取っていき、「ブレイブキャリバー」の打点を下げます。相手からの一撃を耐えて、返しに「げきりん」や「カレイドストーム」でエネを節約しながら戦いました。
三神が入っている構築には「クリアビジョンGX」を切ったと思います。三神のGX技を抑えることで、打点を減らすことができます。
実は、今回ただの一度もタッグをワンパンされませんでした。練習を重ねてザシアン戦に対抗できるプレイングを実現できたと思います。
一方、負けた試合の展開は、グレートキャッチャーに因るものでした。デデンネやゼラオラは「ブレイブキャリバー」で一撃死しますので、三神GXを撃たれ、グレートキャッチャーをいいタイミングで使われて負けましま。タッグポケモンは取られず、裏のポケモンを呼ばれ、サイド6枚取らています。
(最終戦はウパー2枚がサイドに沈んでしまい、有終の美を飾ることは出来ませんでした泣)
vs三神レシリザ戦
何よりマッチングした時にびっくりしました。なんで、後1で三神に溶接工で2枚炎エネルギーが付いてるんだ??ってなり、そのままレインボーブラシで炎エネルギーが水エネルギーに変換されました。手張りまでされると後1アルティメットレイが完成します。ですが、幸いにも先1で混沌のうねりを貼れていたため、相手のトキワの森が空振りに終わり、何事もなくターンが返ってきました。次ターンは急いで「クリアヴィジョン」で蓋をしました。GXを封じれば三神もレシリザも270ダメージが出せなくなるため、こちらのポケモンが倒されることなく試合を進められました。
4.おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
試合総評としては、ありがちな決まり文句ですが「運が良かったです」。苦手マッチングでの相手事故や、決勝トナメ1試合目も相手のプレイングミスに助けられて勝っています。
全体を通して良かったと思えた点は、「ザシアンに勝つ」と自分で目標を決めて、それを照準に構築のトライ&エラーを繰り返し、自分自身で納得した構築を完成させることができたことです。練習通りのプランが試合で実現できたことが、実を結んだのかもしれません。
【御礼】
皆さんからのTwitterでのお祝いコメントや応援とても嬉しかったです。
毎週練習に付き合ってくれた いえひー、やがみ、UUU、きりん、もつやま、かつた軍団のメンバーありがとう!
付録
ここからは完全におまけです。私はいわゆる環境デッキを使わず、一風変わったデッキを使うのが大好きです。好きな台詞は「テキスト確認させてください。」です。
マイナーなデッキを使って、王道で強いデッキを背後から撃つ楽しさは、もはや快感です。
共感してくれる人も多いと思いますが、楽しいデッキを見つけて、それを自分なりにカスタマイズすることは、カードゲームの醍醐味ですよね!
さて、楽しいデッキかは置いといて、私の2020シーズンの大型大会等で使ったデッキレシピを纏めました。どれも友人(主にLon)と一緒に考えた構築なので、試合でも勝てる上、楽しいデッキとなっています。良かったらお試しください!
(気づいた…水タイプばっかりだ。)
◾︎CL東京『ヤーコン三神カメポチャ』
成績:6勝3敗
マスター3位のLon選手と60枚同じ構築でしたが、私は完走できませんでした。
◾︎シティリーグシーズン1『ヤドコダLO』
成績:不参加、当日枠全て抽選落ち
その時に練習していた構築です。プレイが難しすぎて最終的に放棄しました。
◾︎CL愛知『ブルーパーフェクション』
成績:5勝3敗
(かんこうきゃく可愛い)
以上
ありがとうございました。これからも精進していきます。
らすか(チームツボツボ)
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