身近なものに感謝していたらおきたこと
仕事へ行く途中、「今日は仕事上手くいくかなあ」とか「ここ数日疲れが溜まってて休みたいなあ」とか、私はよく不安や心配を抱えてしまっていることがありました。
そんな時、街路樹の葉っぱの輝いているのや道端に咲いている小さい花を見つけたり、飛び交う小鳥たちの鳴き声を聞いたりして気分を変えるようにしていました。
建物の窓や歩道のレンガや道路のアスファルトも、今日もみんな自分の役目をしっかり果たしていて偉いなあと思って感謝していると、自分も仕事を頑張ろうと思えてきました。
毎日の道すがらの足元にいる虫たちや石ころ、雑草や細かい砂やほこりに至るまで見ていると、みんな何か役目があってそこにいるんじゃないかなと考えるようになりました。
そして、一つ一つに気持ちがあるのかもと思って見ていました。
落ちている木の葉はアスファルトの上に色とりどりに散らばって、綺麗な風景の一部になってくれていて嬉しいなあとか。
飛んでいる埃は何かお役目が終わってフワフワと漂いながら、休憩しているのかもしれないな、お疲れ様とか。
今日も空も空気も風景も全部綺麗だなあ、みんなありがとうとか。
そうやって感謝したり挨拶したりしていると、本当に不思議なのですが、色々なものから反応が返ってくる感じがしてきたのです。
掃除をしてもらって綺麗になった歩道のレンガが胸を張ってニコニコしながらお仕事しているように感じたり。
周りの風景の解像度が上がったような、キラキラして透明度が増している感じがしたり。
毎朝通りかかる草木や虫や鳥達も挨拶を返してくれているような気がして、疲れてた事も心配していたこともすっかり忘れて楽しく仕事が始められるようになりました。
そうすると、通りすがりのものも、身の回りにあるものたちもみんな大切で、そこに居てくれてありがとうと思えてきました。
そんなある朝、仕事に行く前だったのですが、ふいに自分の中の視点が何か変わった気がしました。
そして頭の中の処理が追いつかないような感覚がして、しばらくそこに座り込んでしまいました。
自分も含めて全てのものが影響しあって繋がっているように見えるのです。
映画のマトリックスのような数字ではないけど、幾重にも重なる波のような糸のような、これは一体何だろう…と思いました。
宇宙の源のような所から全てが見えない何かで繋がっている?
存在するもの全てに宇宙の意図が含まれているように感じました。
気がついたらいつも通りの視点に戻っていましたが、普段見えない宇宙の構造のようなものを見せられたようでした。
今までも仕事に行く道すがらの一つ一つに出会えて、そう思えるように宇宙が意図してくれてたのかもしれない。
そうだとすれば、これまで見た砂つぶに至るまで全てが必要で、そのタイミングでそこにある事も、自分がここまで生きてそこにいることも、役目の一つだったのかもしれないと、今になって感じています。
そして宇宙の意図が書かせているかもしれないこの文章を読んで下さった皆様、ありがとうございます。心から感謝致します。
次回は自分についてくれていた龍神様が変化した事について書こうと思います。
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