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日常の中のゼロサムゲーム状態


はじめに

歳を重ねると、テレビの司会者が言う話についていける範囲が増えていっている気がします。司会者というと、だいたい経験や実績を積んだ中堅の方(もしくはまあまあな大御所)なので、普通に昭和の話が出るわけですが、10代や20代の人からするとポカンなわけです。自分も子供頃は(今思えば)何をいっているか分からない親父ギャグや歌手や俳優のモノマネなどが多かった気がします。今はほとんどわかる気がします。

ゼロサムゲーム状態

身近な環境に置き換えて、「今日は楽しかったなあ」と思った飲み会とか、ランチとか、会議とかもあるかもしれません。同年代ならまだしも世代が違うコミュニティに属することは増えてくるわけですが、自分が楽しくて、相手や周りが楽しくない場合もあるんじゃないかと気になるわけです。

1ゼロサムゲーム(自分が楽しい代わりに人が楽しくない場合)
2プラスサムゲーム(みんな楽しい場合)
3マイナスサムゲーム(みんな楽しくない場合)

自分(もしくは主観側)が楽しい代わりに、相手が楽しくなる現象もある気がしますし、一つの会が話題の集合体だとすると、一つずつの話題でのプラスマイナスもあるでしょうし、結果その合計として会全体が楽しかったとなれば良いなと思います。結果、みんなが楽しくないマイナスサムだと最悪です。

参考:ゼロサムゲーム
参加者の得点(利益)と失点(損失)の総和(サム)が「0」(ゼロ)になるゲームのこと。「ゲーム理論」と呼ばれる経済理論のひとつです。外国為替取引の場合、2国間の為替の取引を行うので市場全体が上がるということはあり得ず、一方の為替レートが上がれば、もう一方のレートは必ず下がることになるため、ゼロサムゲームとなります。これに対し、株式の取引は短期ではゼロサムだと言われますが、長期的には市場全体が拡大する場合があるので、非ゼロサムゲームです。

三井住友DSアセットマネジメント株式会社(https://www.smd-am.co.jp/glossary/YST3115/)

さいごに

なので、プラスサムゲームになるためには、「同じ時間を共有した経験」とか「同じ価値観がある」とか、年代や立場が違っても同じ時間を一緒に過ごした経験があるというのは貴重なことだと思います。それぞれが違う角度でその時の事態や事柄を共有しているというのは、同じ話題でいろんな話ができるし、もちろんそれでも話題ごとにはプラスマイナスが発生すると思うので、並べく合計でプラスになったらみんながハッピーだと思います。

ということで、苦労は仲間と一緒に共有して分かち合えると、その後も笑って話せる日が来るんじゃないかと思った日でした。

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