お医者さまってやつは~ホンマにもう!
今日は三か月に一度の受診の日。
まぁ、お医者さんって人種はとっても病気本位。まぁ、お仕事だからしょうがないっちゃー、しょうがないのだが。言葉の強さと態度のギャップが素晴らしい。
「心筋の動きが止まってきてますねぇ。」
かる~い口調でさらりと医師は言ってのけた。
・・・それって結構やばめの告知なのでは?
心臓って一個しかないんだぞ!!止まったら死んじゃうんだぞ!!
って、心の中で医師にジャンピング突っ込みを入れていると
「どうします?薬ありますけど、あんまり効果は期待できないんですよね~。やります?治るとかはないんですけど、効果も定かじゃないんですけど、もしやるんだったら、二週間から三週間入院していただければと思います。その後はちょっと様子見たいので、月に1回は診察に来てください」
ど、どないやねーーーーん!!
定年退職して比較的時間に余裕のある高齢者ならいざ知らず。こちとら、いっぱいいっぱいで仕事しまくっている、労働年齢真っ只中の中年男が、そんなに仕事休めるわけないだろうが!!!!
とも言えないので、とーーっても穏やかな口調で
「あの~。先生。その効くか効かないかよくわからない治療を受けるのに私、仕事なくなっちゃっうかもなんですけど。どうしましょう?」
と、問いかけてみた。
「あ~そうですか。仕事ね。え~どっちでもいいですよ。治療したくなったら言ってください。患者さんの意向ってことで私はどちらでも構いませんから」
とこれまた、四万十川の清流のようなサラリとした御返答。
・・・どっちやねん。やった方がええんか、やらんでもええんか、どないやねん!
訴訟問題とか、自己決定権の問題とか最近は確かに医療分野でもややこしくなってきているとはいえ、治療指針とリスク等のメリット、デメリットぐらいは示してくれや~。情報量がほとんどないままで、「どっちでもええ」言われても選択のしようがない!!
とかなんとか、コンマ数秒で医者に心の突っ込みを入れていると
「まぁ、考えておいてください。次の受診日は三か月後でいいですか?それじゃ、今日はこれで」
「あ、ありがとうございました」
私は静々と一礼して診察室を後にした。
月末で忙しいというのにムリクリ仕事休んできてこれだもんなぁ~。命は惜しい。でも医者に来てもこれだもんなぁ~。なんだかな~~~~!!である。
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