「小鳥は知っている」

Ａ
小鳥のように羽ばたく力もなく
与えられるだけじゃいけないと知っている
Ｂ
弱さを見せたら守られるズルさを
捨てられないから隣には行けない
Ｓ
風を感じて向き合うべき時がある
諦めてしまえる憧れではないはずさ
Ｃ
誰かの後ろにいれば
傷は浅いだろう
だけど追い越すことは出来ない
それが僕にかけられた呪い
ＬＳ
風を感じて思い直す時がある
肩を並べて得る階段登れるはずさ

「小鳥は知っている」
ふりがな版
Ａ
ことりのように
はばたくちからもなく
あたえられるだけじゃ
いけないとしっている

よわさをみせたら
まもられるずるさを
すてられないから
となりにはいけない

かぜをかんじて
むきあうべきときがある
あきらめてしまえる
あこがれではないはずさ

だれかのうしろにいれば
きずはあさいだろう
だけどおいこすことはできない
それがぼくにかけられたのろい

かぜをかんじて
おもいなおすときがある
かたをならべてえる
かいだんのぼれるはずさ