言葉「迷宮」

人の一生は、入口があれば出口もある迷宮だ。
失敗すると視野がせまくなり、どんなに助言されても、掴める手があっても、見えなくなることはある。もう無理だと泣いてしまうことだってある。
その時こそ、思い出す。
戻って、別の道を探すことだってできる。
✖をつけた道には行かない。
通れる道があれば行く。
細くても通れる。道がないのとは違う。
罠があったら、そこに✖をつける。
罠の先にしか道がないなら、その罠を攻略する。
何度やってもできないのは、正解を知らないからだ。
成功者には見えない道を、今歩いているのだ。
それは悪いことではない。
それは経験だ。
大人になる前に、いっぱいするべき試練。

行き止まりや、どんなに探しても先がないと思った時、そこに倒れこんで気づくことがある。

小さいアリが通る道がある。
その通り道を覗いてみると、そこから先には、ちいさいアリだからこそ見える景色がある。

人が絶望するのには意味がある。
それは、どんなに繰り返しても精一杯やっても駄目な時だからこそ、ひとりじゃないことにありがたみを感じるというもの。

自分ひとりしか生きてなかったら、きっと、その希望に気づかなかったはずだ。
絶望したからこそ見える道がある。

私は目線を変えた。
直接助けてもらったわけじゃない。でも、それが私の希望になったことだった。

私は気づいた。
道を見失って、アリを知り、アリの目線になり、下を歩くアリを踏まないように歩こうと思った。

そして、アリを避けて、一歩前進した私は、床に仕込まれていたボタンを踏み、行き止まりが変形して階段になったのだ。

人に優しくする。人を大切にする。人に感謝する。人を助ける。
自然に触れる、人以外の生き物にも気づく。
日ごろのそれらの積み重ねが、絶望から私を救うと知った。

絶望に出口はあるのだ。
その先に、道の続きがある。

その繰り返しで、人は生きていることを感じたり、生きてきてよかったと感じるのではないだろうか?

アリに出会えたのは、絶望の中、諦めきれず、道を探したからだ。
アリに感謝し、アリを踏まないように、雨が降るなら、アリの傘になろう。

そして、言葉が通じても、通じなくても、その存在に感謝しよう。

私達は、ひとりでは生きていけない。
すべての生き物に意味がある。

いつも気にかけてくれて、ありがとう。
励ましてくれて、ありがとう。
褒められたら頑張れる。
応援してもらえたら、すごく幸せ。

ここまで読んでくれて、感謝感謝です!

作るものがとても多いので、サポートが必要です。クリエイター活動費にさせていただきたいと思います。宜しくお願いしますm(_ _)m