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全国スナックCandy巡り#3【川西編】

艸の枕スタッフのコイズミくんと全国のスナックCandyを巡った旅を振り返っています。

今回は川西編です!

第1回目の記事はこちら↓
(まわったCandyの一覧も載せてます)

今回のCandy

スナックCandyえんとつ町
住所:兵庫県川西市滝山町5-11
Facebook:https://www.facebook.com/candychimneytownsince2019/
HP:https://candyentotsumachi.amebaownd.com/
オーナー:三浦秀明(みゆみゆ)さん(https://twitter.com/miumiuMH



スケジュール管理能力が欠如していたせいで、
大阪→姫路→川西 というとても無駄の多い行程になってしまいました🤣


さて、西野さんの地元川西。勝手にイメージでめちゃくちゃ田舎でアクセスが悪いと思っていたのですが、意外と大阪から近かったです。電車で30分くらい。

川西についたら、川西のホープ、モリゴンが迎えに来て車で案内してくれました。ありがとう!

まずは満願寺

満願寺は西野さんの絵本『チックタック 約束の時計台』で背景に使われていたり、去年チックタックの光る絵本展をやった場所で有名ですね。

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(さすがに手を繋ぐのは恥ずかしいのでやめときました)


満願寺の光る絵本展があったのは僕がオンラインサロンに入る前。なので映像や写真でしかその様子は知りません。

映像のイメージで、結構広い場所でやっていたのかと思っていたのですが、実際の会場をみてみると意外と狭くてこじんまりとした場所でした。

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このメインの展示場所は意外と狭いのですが、境内は広いです。

ここに至るまでにも、階段を登って、門をくぐって、木々に囲まれた長い参道を歩いて、また階段を登って、、、という感じで、道のりが長いです。

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境内の中でもいろんなシーンがあるから、映像などで見ても結構広く感じて飽きない空間だったのかな〜と思います。


実は僕、数々の個展の会場を手掛けた只石さんのもとにいるにもかかわらず、一回も光る絵本展をみたことがありません😢

満願寺の個展は、当時関わった方からの苦労話なども多く聞いていて、ほぼ伝説の昔話みたいなイメージ笑。

なので実際に個展が行われた場所に足を踏み入れ、映像や写真でみた場所を生で見ると、この場所に本当にあの空間が存在していたんだ。ということを実感でき、えも言われぬ感動があります。
伝説は本当だった!みたいな(めっちゃアホっぽい)



そして、株式会社NISHINOのセトちゃんたちが去年インターンの初日に行っていた湯櫻へ。

ここには満願寺の光る絵本展で使われた光る絵のパネルが展示されています。

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僕はルクアの個展の打ち合わせ用に簡単な図面を描いたりしていたのですが、そのときはこの四角をパソコンの画面上でひたすら並べてました笑。

ただ実際にこのパネルをみるのは初めて。久しぶりに我が子に再会したかのような感動がありましたね😌


そしてえんとつ町Candyへ。

川西のえんとつ町Candyは唯一只石さんが外観を設計したCandyです。

頓堀宿泊室や他のCandyでは基本的に内装を徹底的に作り込んで、「扉を開けたらそこは異世界」という感じなので、えんとつ町の建物の外観が現実に現れているのを見ることができるのはここだけ。
行く前から結構楽しみにしていました。

その外観がこんな感じ!!

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軒先の提灯とか、緑青のように錆びた煙突とか、菱形の格子が入った窓枠とか、いかにもえんとつ町らしさを感じるアイコンが多く使われていますが、これらいずれも、意外にも他のCandyでは使われていないものばかりです。

屋根の瓦は多分もともとの建物のものをそのまま使っているのでしょうか。でもこのオレンジ色の瓦がまたちょっと異国感を感じさせるいい味出してますよね〜。


そういえば先日只石さんのオンラインサロン内の配信で、えんとつ町の「らしさ」についてお話しした時に、窓の話がありました。

窓って結構その土地の生活文化を反映するものなんですよね。

例えば西洋の石造りの建築は日本の木造建築に比べて、構造上横長の窓が作りにくいから、縦長の窓が多いと西洋感が増すよね。とか、

極端に暑い地域とか寒い地域は、日差しを防いだり、熱の出入りを防ぐために窓は小さくなるよね。とか、

日照時間が短い地域では、少しでも部屋の奥に陽の光をいれるために、縦に長い窓が増えるよね。とか、

窓が大きくなってくると、遊びが増えるので窓が装飾的になってきたりするよね。とか。

そうすると、えんとつ町って気候はそんなに厳しそうじゃないけど、陽の光は少ないから縦長の窓が多くて、自然の風景も少ないから窓に装飾を凝らして楽しんでたりするのかな〜。などという妄想ができます。

まあ結局はファンタジーなのでその辺そんな厳密ではないのですが、そういう背景をある程度想像しておくとデザインに意味の深みが加えられて、作る方も見る方も楽しいですよね。

そんな風に、えんとつ町の窓からえんとつ町の生活文化をうかがえるのえんとつ町Candyの魅力(?)
かなりニッチな楽しみ方ですが。


あと個人的には、えんとつ町の風景といえばこういう雑多な看板

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この雑多な看板が、景観などなりふり構わず急速に工業発展したアジアの都市っぽさを出してますよね。

そんな看板をみられるのも川西Candyだけ。

これから川西に美術館や時計台ができていくにつれて、看板や提灯、電線なども増えてここ一帯がえんとつ町の風景になり、その中にこの川西Candyが入る。そんな光景がみられるようになるのが楽しみです!


川西Candyはまだ明るいうちからお邪魔したのですが、お子さん連れの方が来ていたりして、初めてきたのに「おかえり〜」という感じの超暖かい雰囲気。

五反田の「バー」とも違うし、姫路の「食堂」とも違うし、この雰囲気なんといえばいいんだろう、、と思っていたら、コイズミくんがフェイスブックで「コミュニティスペース」と表現していました。確かにそんな感じかも!

お店の目の前に超ローカル線の線路が通っていたりして、街自体ものどかな雰囲気なんですよね。

ふとした時にまた帰りにいきたくなるような。そんな雰囲気。

暖かく迎えてくださった川西のみなさん、ありがとうございました!

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そういえばこの日の様子をコイズミくんが映像記録の練習もかねて動画にまとめていました。よかったら見てみてー


最後まで読んでくださりありがとうございます。

次回は岡山です!


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