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「共同親権」法案 国会審議

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離婚後共同親権の導入を柱とした民法改正法案について、通常国会での質疑などを集めました。
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#子どもの権利

令和6年5月7日 参議院法務委員会 清水貴之議員(日本維新の会)質疑

令和6年5月7日 参議院法務委員会 民法等の一部を改正する法律案(閣法第47号) 清水貴之議員(日本維新の会)質疑 清水貴之議員 日本維新の会の清水と申します。宜しくお願いいたします。本日貴重なお話を聞かせていただきましてありがとうございます。先ず初めに熊上参考人にどうぞよろしくお願いをいたします。実際に家裁で調査官をされていらっしゃったということですが、今回の法案の方、参議員でも審議にも入っておりまして、法務省や裁判所と議論を様々してますと、最終的にやっぱりなかなかきち

令和6年4月19日 参議員議員本会議 民法等の一部を改正する法律案 国民民主党・新緑風会 川合孝典議員

川合孝典議員 国民民主党・新緑風会の川合貴紀です。会派を代表して、民法等の一部を改正する法律案について、法務大臣にご質問します。男女雇用機会均等法の成立から39年が経過しました。ときを同じくして、男女共同参画の取り組みも始まり、これまで様々な法整備が行われてきました。かつて社会問題となっていた。結婚を機に退職することによる女性労働力の急激な減少、いわゆるM字カーブも、欧米諸国が注目するほどに解消が進んでいます。国際結婚も現在では毎年およそ20組に1組となっており、日本人の家

令和6年4月19日 参議員議員本会議 民法等の一部を改正する法律案 日本維新の会・教育無償化を実現する会 清水貴之議員

清水貴之議員 日本維新の会の清水貴之です。教育無償化を実現する会との統一会派を代表し、民法等の一部を改正する法律案について質問いたします。今回の民法改正は、夫婦の離婚後に子の親権について、現行では父または母のどちらかの単独親権とされているところを、父と母がともに親権を担う共同親権を選択できるようにするものです。行政の合意によって成立した婚姻は両性の合意によって解消できますが、母と子、父と子の親子の縁は、誰も切り離すことはできません。にもかかわらず現行の原則単独親権の制度のも