チエちゃんには小鉄がいる！

小学生だったころ、学校から帰って来たら
テレビで「じゃりン子チエ」の再放送を
見ていた。

「チエちゃん、頑張っとる！」
「仕事して、エライ！」
「勉強だけやないんや！
マサルなんか勉強できるかもしれんけど、
ホンマ、憎たらしい奴や！」
「ヒラメちゃん、優しいわ！ええ子や！」

なんか、思ったりしながら「チエ」ちゃんを
見ていました！

つくづく思ったのは、
「テツみたいなのが、親やったら、ホンマ、カナンわ…」
です。
テツ、本当に「カナン親」です。
そんなカナン親をチエちゃんは上手にあしらっているから「エライわ！」と感心してました！

それにしても強烈な個性のキャラクターばかりでした。
花井先生（親の方）も強烈な人でした。
でも子供ながらに「こんなオッチャンがおったら、頼もしいな！」と思ったものです。

「わからへん！」と思ったのはチエちゃんのお母さんのヨシ江さんです！
「何でテツなんかと！？」と疑問に思っていました！
今でもそれは謎です！
ヨシ江さん、優しいけど謎な人です！

お好み焼き屋のオッチャンも面白い人ですね！
いつまでも愛猫の「アントニオ」のことが好きで
剥製にまでして、拝んでいる。
そこまでしている人はこのオッチャンぐらいだと思います！

私は猫の「小鉄」と「アントニオJr.」のやり取りが好きでした。
けっこう、哲学的なことをさらりと話しあっているんですよ！
大人な２匹でした。

小鉄はチエちゃんの言うことはよく聞いているんですよ！
チエちゃんに「掃除をやって」だとか言われたら、ちゃんとやっているのです。
エライですよ！
私も小鉄みたいな猫が欲しいと思いました！

「小鉄」の過去にも気になったものです！
ただ者（猫）ではないことは確かです。
それをかくして、おとなしいふりをして暮らしているのが、子供ながらに「渋い！！」と思いました！
それで「ホンマに強いヒトは、黙っているもんやな。イチイチそれを言わへんものやな」と思ったものです！

子供にとっては、けっこう難しいストーリーでした。
でもチエちゃんが自分と同じ小学生だったから見れたのだと思います。

コテコテな関西の物語でした。
見ていると元気になれました！
オープニングの歌も面白かったです！
「この歌詞ってどういう意味なんやろ？」と
不思議に思ってましたが、
大人となってから「あんまり意味がないそうだ」
という話を知りました。
でもまぁ、楽しい気分になる歌だと思います！

又、漫画で読んでチエちゃんから「元気」をもらおう、と思います！

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