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最後はちゃぶ台にたどり着く

自分のデスクならある。

でもだんだんと「物置」の状態となってしまうのである……。

そんな状態となるようになったのは高校の頃からだ。まだ読んでいない積ん読の本の山やら沢山の文房具やらサンリオなどのかわいい雑貨やらCDやらでてんこ盛りな状態となってしまっていた。

そんな高校の時、友人から「あなたの部屋へ行きたい!」って言われた時は困ったものだった。とても人にみせられる状態ではなかったからだ。だから友人には悪かったがお断りした。でもそれからしばらくしてからその友人が突然私の家を地図帳なんかをみてまで探し出してやって来たので私は驚いてしまった。まったくびっくりした。もちろん追い返すことはできず私の部屋ではなく玄関の隣の和室に通してあげました。それからコーヒーなんかを飲みながら二時間ほどたわいない話をしていたと思う。さすがにその時に友人は「あなたの部屋にも行きたい!」ってことは言わなかったので助かりました。

そんな高校の頃、机を使用するたびごとに、本やらノートやらその他のごちゃごちゃした物を机の上から除けなければならなかったのでそれがやっかいでめんどくさいことでもあったのでとりあえず又別のスペースを作ったほうがいいな、と思いついた。それで「ちゃぶ台」を買うことにした。

それで商店街にあるお店へ行ってちゃぶ台を買ったのだった。それを買った時、お店のおばさんが「これだったら、ご飯も食べられるねぇ」とやさしく声をかけてくれたので私も「そうですね!」と答えたものだった。

それから「ちゃぶ台との日々」が始まった。まったく快適なものだった。のびのびとして使う事が出来た。そのちゃぶ台の前に座ると大いにほっとしたものだった。

昨年、新しくミシンを買った。

今までミシンを使っていたのは和室の座卓だった。ミシンを使うたびその座卓にまでわざわざ持って行き使っていた。これもけっこう面倒なことだった。

それで今回はミシンと同時にミシン用のちゃぶ台も一緒に購入したのである。

もうわざわざ和室へまで重たいミシンを持って行かなくともすむようになった。

ミシン用のちゃぶ台、とても楽である!ほっとして使っている。

なんだかんだとちゃぶ台にたどりついてしまう。

とてもおしゃれなものではないけどほっとして使えるからそれでいいかって思います。

でももちろん、おしゃれなデスクにも憧れています。








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