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蟻の巣通信(12/02)~芸術家になろう・ピザを食いまくろう編~

Steamオータムセール、閉幕。

Steamのオータムセールが来ていたので、以前から気になっていたゲームを3本買いました!
お絵かきシミュレーター『Passpartout: The Starving Artist』、泥棒シミュレーター『Pizza Possum』、そしてオープンワールドサバイバルクラフトゲームの『Smalland: Survive the Wilds』です。
今回は、そのうち雰囲気の良かった2本を紹介します。

弱小作家 ルーヴルへ行く

『Passpartout: The Starving Artist』は無名のアーティストがストリートから一流の芸術家を目指す過程を描いたシミュレーションゲームです。道行く人にひたすら描いた絵を売りつけ、いつか世間から発見されるのを待つというかなり他人任せのやり方で成り上がっていきます。

物語は路地裏から始まる

描画システムはいたってシンプルで、レイヤーも筆圧感知もCtrl+Zもありません。Windowsペイントでお絵かきしていたころを思い出しますね。
私はペンタブを使っていますが、マウスでも十分描きやすい仕様でした。

色数も市販の色鉛筆くらい少ない

絵を描く際、注文や指定のテーマなどは無く、自由にお絵かきを楽しむことができます。
最初は一般市民に受け入れてもらうことが大事なので、記念すべき第一作はGABANのコショーを描きました。

机の上にあったので

描いた絵を飾っておくと通行人が買ってくれます。(単位:ユーロ)
最初は無名の作家なのでかなり安く買いたたかれます。アーティストの立場の弱さがよく分かりますね。

これはまだマシな方で10ユーロを提示してくる奴もいた

ちなみに露骨に手を抜くと、買ってもらえないどころか市民から酷評されます。

そんなに言わなくても

絵が売れるにつれて使えるツールも増えていき、多彩な表現ができるようになります。

スプレーで描いた日立の木

絵を描き続けていると評判が高まり、著名な美術評論家も訪れるようになります。彼らに評価されると知名度が上がり、より良い環境で絵を描けるようになります。

一般人から酷評された鳥の絵が評価されました
評論家はやっぱり目が肥えてるね
新しいアトリエに引っ越し

このようにキャリアを積み上げ、いつかはルーヴル美術館に収蔵されるような大物アーティストを目指すゲームです。
子供のころの自由なお絵かきをしているようでかなり楽しいので、自由帳の消費量が多かった皆さんはぜひプレイしてみてください!

第一章の最後まで売れ残っていた2つの絵


ピザを盗み食いしよう!

『Pizza Possum』は、ピザが大好きな泥棒ポッサムが、王様の巨大ピザを盗むために城下町を奔走するゲームです。

泥棒の割には結構いい家に住んでいる
盛大なフリ
かなりの悪党

ゲーム内容は単純で、町を駆け回り可能な限り多くの食べ物を盗むだけです。最初は狭いエリアでしか活動できませんが、多くの食料を盗み食いすると扉が解放され、次のエリアに進むことができます。

果実から魚料理までなんでも食べる

もちろんそんな横暴を国家権力が許すわけもなく、町をパトロールしている警察に見つかると追いかけられます。捕まるとゲームオーバーですが、各エリアにあるチェックポイントからリスタートとなるので、ストレスなく遊ぶことができます。

すごい角度

やわらかなビジュアルに軽快なBGM、コミカルに動くキャラクターなど全てが可愛く、癒されるゲームです。
Remote play togetherでマルチプレイもできるのでぜひプレイしてみてください!

カロリーの高い料理を食べすぎると肥満になり、かなり憎たらしくなる


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