「ぺこぱ単独ライブE」が最高にエンタメで良かった話
2022年11月3日（木）に開催されたぺこぱ単独ライブEの感想です。完全なる自己満足だけどこの楽しさを未来の自分のために残しておきたかった。あわよくば一人でも多くの人に配信を見てほしい。楽しさを共有したい。なんなら語り合いたい。
ネタバレは避けるように気をつけてはいます（公式さん演者さんが公表している情報はネタバレに含まれないという基準です）。また、一つひとつのネタについては触れることはしていませんが、まずすべてを自分の感覚だけで味わいたい方は以下より2022年11月10日23:59まで配信を見れるのでぜひ。
では。
今年は会場キャパ大幅増、座席制限なしのおかげで念願の現地で見れたのがまずもう嬉しい。会場に入ってすぐの各種番組関係者さんからのたくさんのお祝いのお花のマイナスイオン発してそうな存在感とか、フォトスポットとか物販とかの楽し気な行列とか、二階席への入口どこ…？ってなるくらいの人々の行き交いとか、とにかく熱気がすごくて、ああ現地イベントって楽しいなというわくわく。
そう、今回は二階席だったのですが、始まってみれば席がどことか気にならない会場全体すみずみまでの楽しさでした。もう私には舞台しか見えてない（といいつつ、途中、前席の男女二人組がめちゃ仲睦まじそうだったのにはちょっとほっこりしました。不倫ネタを見ながら）
全部見終わったときの自分の感覚を総括すると、単独ライブEに関するサンミュージック公式ページでの松陰寺さん改め松井さんのコメント
ぺこぱを好きな方、特に興味の無い方、ぺこぱ好きに無理やり連れてこられた方、すべての皆様の御来場を心よりお待ちしております。
がまさにそうだったと感じました。内輪ネタもあるけど、それが外にも向けたエンタメに昇華されているというか。なんかもう楽しそうに十字架を背負っていたなあ、物理的にも精神的にも。昨年開催のPを受けた自分の感想を見返すと、
肯定システムを踏まえたうえで、ブレイク後の葛藤だとか、ラジオ等々で出現する黒成分だとか、外野のツッコミやいじりやあれやこれやがネタというファンタジーに昇華されていて、とはいえ昇華されきてていない生々しい部分も。外野が思ってるようなことはとっくに把握した上でやってるんだなという面白さとその胆力に対する感心とちょっとした怖さと。
ここから生々しさが良い感じに調理されていておいしいエンタメになってたんです。怖くない。世に出て周回してからのいろいろをぜんぶひっくるめて栄養にしきって花咲かせているというか。
いや、ある意味怖いところもあったけど、ひりひりするようなのじゃなく、怖いからおもしろいみたいな。絶叫マシンが好きな人がきゃーきゃー楽しそうに怖がる感じというか。そうやってめちゃくちゃ笑った後に、昨年思い出してほんとすごいなとしみじみする感じで。
あと、昨年は「二人が笑ってれば良い」世界をファンも見せてもらって笑ってる感でそれも楽しかったのが、今年は皆をすみからすみまで巻き込んで笑ってる感があって謎の感動というか。まさにEarth。ネタの構成やVTRや音楽などの制作体制にもそれが表れているような気がして。
（見た方には伝わるかもですが、24時間テレビのヒルナンパフォーマンスに似た感動笑いがありました）
まあ、途中、何を見せられてるんだ…？これはお子さまに見せて大丈夫なのか…？というネタや映像などのシーンもあったりして、それはそれで笑いました。単独ライブならではだなあと。地上波であまり体を張る機会がないからといって自ら単独で体を張りまくっている。
そういえば先日、某有料配信のBARでエグ不倫というワードが飛び出していましたが、まさかそっち方向に行くとも思いませんでした。凡の不倫の枠を超えていく。
そして松井さんって本当にキャラ変遷しまくって今ここにたどり着いた人なんだなあという、大ブレイクネタを生み出したからといって満足しない、まだまだ売れるネタ考えてやるぞの精神も見えていて、頼もしかったです。
そんな感じで、あっちこっちに感想が飛んでまとまりません。ひとつの解釈ではもてあますエンタメだったので。いろんな人の感想を聞いてみたい。
配信ぐるぐるしてますが、DVDが出るのも非常に楽しみ。あと松陰寺太勇ベストアルバムを出してほしい。去年のlieと今年のEarthと諸々入れてほしい。
グッズもわいわい楽し気で。後から通販で買えたのも嬉しかった！
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