日本ダービー予想2022

日本ダービー(東京優駿)の予想です。

血統で買いたい馬

12:ダノンベルーガ
ダービーでのイメージはあまりないハーツクライ産駒ですが、今年はディープ産駒が過去数年に比べると手薄なので相対的に上がってくる種牡馬かなと思います。特に推せるポイントとしては近年のダービー馬や好走馬に多いインリアリティ系を母型に持ってることですね。ダービーはサンデー系の主流血統にいかにスピードを母系から持ってくるかがここ10年くらいのトレンドなのでこの馬はダービーを勝てる血統構成になってると思います。

13:ドウデュース
同じくハーツクライ産駒でこちらは母父が米国型のボールドルーラー系に母母父が米国型ミスプロ系のGone Westと米国的なスピード要素を十分に持った馬かと思います。ここ数年の東京の馬場は外差しが効きやすく絶対的な末脚性能が求められることが多いのでキャリア全戦で上がり3Fが2位以内というのも推せる要素の1つです。

16:キラーアビリティ
今年出走しているディープ産駒だとここが一番狙い目かなと思ってます。母父はレッドゴッド系なので米国型ナスルーラの中でもスタミナに寄ったタイプではあります。母母父は米国型のエーピーインディ系ですし5代目にインリアリティの直子が2本ありスピードも十分補われています。2歳時にレコード勝ちを2回していることからもスピードがあることは証明されていますし、前走は外が圧倒的に有利の馬場で最内に突っ込んだ時点で勝ち筋はなかったかなと思います。今の東京は外側の方が伸びやすいので8枠というのもそこまで不利にならないのではと思っています。

上記3頭以外だと青葉賞馬のプラダリアはディープ×ヴァイスリージェント系と主流血統が走りやすいレースでのディープとしてはいい配合ですし母母父も米国型ミスプロ系なのでスピードはしっかり強化されたディープになっていると思います。
皐月賞馬のジオグリフは血統的には判断が難しく、今まで日本で走っていた血統と父と母を入れ替えたような構成なのですが、ドレフォン自体が短いところを走っていた馬なのでG1で2400だと本質的に距離が長かったというパターンもあるかなと思います。

データで買いたい馬

1:アスクワイルドモア
ダービーといえば1枠1番(2-2-1-5)で開催競馬場は違いますが京都新聞杯組1枠1番に入った時にだけ好走しているのでここは狙っていいと思います。(キズナ、ロジャーバローズ、サトノラーゼン)
あとは前走上がり2位で1着、今回距離延長というのもコースデータとしては好走率が高いです。(オークスではスタニングローズが該当)

12:ダノンベルーガ
血統でも取り上げましたがデータでも取り上げます。まず前走の馬番が1~6の馬が過去10年連続でダービー馬になっています。今年も該当馬は他にもいますが、皐月賞組でこのデータに当てはまり当日5番人気以内であれば過去8年連対率100%のデータに該当します。馬番12も1-2-0-7と好走率が高い馬番に該当します。

予想

◎ 12:ダノンベルーガ
血統・データ両面で買いたい馬に該当。前走の皐月賞は終始馬場の悪いところを通って3着とは僅差の4着と一番強い競馬をしたのはこの馬という見方もできます。1週前追いきりは単走でしたが圧巻の動きでしたし、状態は悪くないと思います。冠名サトノと同じくなかなかダービーを勝てないダノンの悲願達成はこの馬でと陣営意気込みも違うと思います。

○ 13:ドウデュース
血統で買いたい馬として取り上げた1頭。前走の皐月賞は道中の位置取りが悪くなってしまった中最後伸ばして3着と末脚性能の高さは見せたかなと思います。ここ2年のダービーはどちらかといえば末脚の確かさが求められるレースに変わっていて以前のように1角でイン前を取った馬に有利なトラックバイアスではないと考えているので外からスムーズに伸びてくれば勝ち負けあるかなと思います。ダノンベルーガにも当てはまりますが近年のダービーは1800以下での重賞好走歴のある馬が強いのでキャリアの面でも買い材料はあります。前走馬番のデータは論理的な根拠を私の方は提示できないのでオカルト的データとして見てます。

▲ 16:キラーアビリティ
血統で買いたい馬で取り上げた馬。現在ディープインパクト産駒が4連勝中で今年のディープ産駒の中では血統的に一番向きそうな一頭。近4年ほど人気薄が1頭絡んでいて2歳時にホープフルSを勝った馬なので実力は確かなものがあります。大きく負けたのは前走と新馬戦なので叩かれたここは前走より前進があると見ています。

△ 1:アスクワイルドモア、15:ジオグリフ、18:イクイノックス
アスクワイルドモアはデータ面で買いたい馬。血統表を見ても距離が伸びて良いタイプかなと思います。牡馬のキズナはどちらかといえば非根幹距離の方がいいのが少し気になります。
ジオグリフは皐月賞を完勝してますし1800以上は全連対とこの時期の2400ならギリギリ持つ可能性はあるかなと思います。血統面もダービー血統の父と母が入れ替わったような血統なので今年好走するようであれば次のダービー配合の筆頭種牡馬になれるのかなと思います。
イクイノックスはダービーを取るためのローテとしてロングシュートの皐月賞からの2戦目。短期放牧も挟んでリフレッシュされて状態的な上積みはあると見ています。ダービーの大外馬番は好走率がかなり落ちますが、先週同じ馬番からルメールJが勝ってますし持ってるポテンシャルは世代でもトップクラスだと思います。こちらも新種牡馬のキタサンブラック産駒でダービーとの相性は未知数ですが、東スポ杯などの結果を見るとキタサンブラックと言うよりディープっぽさを感じる1頭かなと思います。

買い目は本線のワイドを集めに買って白三角以下は3連複の相手とします。
1の複勝はオッズ見つつ500~1000円くらいの間で抑えたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?