土曜重賞予想

今週から中山、阪神、中京の開催に替わりますね。年末の中山開催と聞くと一年も終わりだなと思います。土曜日重賞は中山でステイヤーズS、阪神でチャレンジカップとなっています。

中山11R ステイヤーズステークス 芝3600m

芝の平地レースでは最長の3600m戦で道中はスローからラスト5~6Fのロングスパート戦になることが多いレースです。

血統

近年の長距離戦のトレンドはディープ産駒で道中スローが多いので本質的なスタミナ勝負というよりどれくらい脚を残して最後のスパートに入れるかなのである程度折り合いがつけられれば長距離血統である必要はないと思います。
それ以外で好走しているのは昨年も馬券内に絡んでいるオルフェーヴルとハーツクライです。オルフェーヴルはノーザンテースト、ハーツクライはトニービンとこのレースに好相性な血を血統表内に含んでいます。

レースデータ

枠順
当日3番人気以内だと偶数馬番の複勝率46%、奇数馬番の複勝率78%

馬体重
460-499kgくらいが好走率高め
当日上位人気馬は480kg未満だと勝率アップ

人気
過去10年1番人気馬は5-1-2-2で複勝率80%。近5年なら3-1-1-0。
長距離戦だけに固めの決着が多いレースだがここ2年は人気薄が複数絡む決着

その他
当日4番人気以下の継続騎乗は消し
リピーターが多いレースで馬齢はそこまで気にする必要なし
前走ハンデ戦組から勝ち馬が多く出ている(大半はAR共和国杯)

予想

◎ 5:アイアンバローズ
オルフェーヴル産駒で前走アルゼンチン共和国杯。これを書いている時点で3人気で奇数馬番。馬体が若干大きいので頭はどうかと思うが好走率が高いデータには多く該当。

○ 9:ボスジラ
長距離のOP以上では常連。2600mくらいまでは好走歴があるが3000を超えると微妙。ただ現状7人気で妙味はある。人気薄になったことで馬体重のデータを気にしなくてよくなったので一発も見込める。

▲ 11:ディバインフォース
前走は阪神3000mのハンデ戦古都Sで4着とまずます。血統からは強調材料はないが、臨戦過程は評価。今回は格上挑戦になるので馬の能力がどこまで届くか。

△ 8:トーセンカンビーナ、10:カウディーリョ
上位人気の2頭は相手とします。トーセンカンビーナは本命視していたのですが、前走10人気以下の関東馬が0-0-0-32と不振なので軸にはしづらいです。
カウディーリョはキンカメ産駒の芝長距離重賞での成績が良くないのが気になります。ただ管理する堀調教師はこのレースで3連覇したアルバートを管理しており昨年もポンデザールで3着と長距離実績のある厩舎です。

☆ 1:バレリオ、13:シルヴァーソニック
どちらも血統が気になる馬を抑えとして買いたいです。バレリオの津村Jはここ二年人気薄で穴を開けているので今年も期待です。


阪神11R チャレンジカップ 芝2000m

条件や時期が安定しない重賞で阪神芝2000mの条件は今年で5回目です。

血統

昨年はディープの血を持っている馬で馬券内を独占。
キングカメハメハ産駒も好成績
母父サンデーサイレンス、ディープインパクトが好相性

レースデータ

現在の施行条件になってから2人気が毎年馬券絡み
6番人気以下は割引
Bコース替わりとなるため内枠が有利

予想

◎ 1:ジェラルディーナ
父モーリスでロベルト持ちで母父がディープとこのコースと好相性な血統構成かと思います。ソーヴァリアントを超える人気にはならないと思うので2人気はデータ的にもいいです。斤量も有利ですし前走3勝クラスを勝っての臨戦は昨年のレイパパレと同じです。

○ 6:ヒートオンビート
こちらは父キンカメ母父ディープで昨年の2着馬ブラヴァスと同じ構成です。前走は調教も今ひとつでしたが今回はしっかりと負荷をかけているのも好印象です。今回のメンバー構成だと逃げ馬不在で先行馬もそんなに多くないので前目につける川田Jならドスローだった目黒記念で2着と来ているようにうまく立ち回れるかと思います。

▲ 5:マイネルウィルトス
前走アルゼンチン共和国杯2着からの臨戦です。今年はマイネル系とデムーロJのコンビでの相性がよく継続騎乗となる今回も期待できます。デムーロJがスタートがあまり上手でないのでスローの上がり勝負の競馬で出遅れて位置が取れないと厳しい展開になるかもしれません。

△ 9:アルジャンナ
ディープ産駒ということで抑えたいと思います。阪神コースは長期休養開けだった4走前を除けばパーフェクト連対中で好相性です。前走はで負けして位置を取れずにそのままという競馬だったので度外視していいかなと思います。東京輸送している近2走が良くないことから輸送の負担の少ない阪神コースでできるのも好材料になるかもしれません。

☆ 2:カツジ、5:スカーフェイス、11:ソーヴァリアント
カツジはディープ産駒なので抑えたいですがこちらは一気の距離延長なので控えめ評価です。
スカーフェイスは阪神コースとの相性がよく前走3勝クラス勝ちですが別定のG3は少し荷が重いかなと思います。
ソーヴァリアントは初の輸送競馬がどう出るかです。今年の阪神は連続開催が長いのでステイゴールド系のタフな馬場なら一気に展開が向く可能性もあります。ただ昨年こそ1人気が勝っているが意外と飛びがちなので過度の期待は禁物。



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