見出し画像

人の手をつかめないとき、本をつかんでくれたら。本の中のだれかが、ぎゅっとあなたをつかんで、そこから引っ張り上げてくれるよ。

画像1


「本」という居場所・避難所 ~10 代の本の現在と 地域資源としての学校図書館・地域図書館の可能性と限界 で一番伝えたかったこと

本を読んでいれば、大人や友だちの顔色を見てなくていいんです。
一人で過ごしてもいいんです。
わたしの場合、本を読めるようになるまでが大変でしたが、たくさんの知識が欲しくて、世の中を知るために読みたかった。
読めば友だちと対等になれるきがした。
本はわたしの避難所でした。
そして考える力を与えてくれました。
ここよりももう少しましな、別の場所を探そうと割り切れるようになりました。

子どもや若い人の自殺のニュースをみると、考えてしまいます。

人の手をつかめないとき、本をつかんでくれたら。本の中のだれかが、ぎゅっとあなたをつかんで、そこから引っ張り上げてくれるよ。

本は、人に疲れて溺れてしまいそうなときの心の浮き輪になるんですよ。

それから、大人に知って欲しいのは、
学校図書館・公共図書館の整備(人)は、教育格差の解消や子どもの貧困の対策でもあると言うこと。


支えられたい……。m(_ _)m