受援力【じゅえんりょく】

みんなに知ってもらいたい言葉。
「受援力」
助けてと言える力のことです。

困っているときに、助けてって言えますか？
わからないことがあったときに、ちょっと教えてってだれかに頼めますか？
だれも助けてくれるわけないって思い込んでしまってないですか。自分なんかが助けを求めてはいけないって思い込んでないですか？　助けを求めたら人に迷惑をかけることになるからいけないんだって子どものころから教え込まれてませんか。
困っていることが伝わってないから、まわりの人が関心を向けてなかっただけだったり、勝手に手を貸したら失礼かもと遠慮してしまっているだけだったりで、たいていの人は、困っている人がいたら知らんぷりなんてしたくないんです。
助けを求めてくれないと、気づけないことがたくさんあります。

助けを求めることは、その人の力です。おおきな強みです。困っているのだから、決して恥なんかじゃないんだよ。
迷惑かけると思うなら，助かってからいっぱいお礼をしよう。

問題が大きすぎたり、助けを求める相手が一人に集中してしまうと、その人が潰れてしまうので、助けを求められた人もひとりで抱え込まないで、人とのつながりを使ったり、チーム対応ができるような窓口にも、つながってみるのがいいんじゃないって思います。