見出し画像

本棚:『がんまんが』

上から読んでも、下から読んでも『がんまんが』。知人に勧められて、意外にも図書館にあり、借りてきました。内田春菊さんは、そういえばNHKのネコメンタリー「猫も、杓子も。」に出てたよな~と思い出し、猫を飼っているんだな~と思ってただけで、大腸がんで人工肛門になっているとは知らず…。実体験に基づいてますし、まんがなので読みやすく、勉強になりました。
日本人の2人に1人が生涯でがんになるそうですから、自分もがんになる可能性は半々、なっても全然おかしくないわけですが、自分は大丈夫じゃないかと、どこか他人事のところがありまして。もう一つの勘違いは、がんになっても半分ぐらいは治るらしいのですが、不治の病のような昔のイメージが抜けておらず…。
数年前、乳がん検診で要精密検査となっただけで、「わたし、もうダメかもしれない…」とちょっと頭をよぎり、「まぁ大丈夫でしょ」と思いつつも、「もしや…」とも思って、これまでの人生を振り返ってみたり。精密検査の結果、問題なしでしたが、精密検査の前がちょうど年賀状を書いてた時期で、「乳がん検診で引っかかっちゃったよ」と思わせぶりな内容の年賀を送り、受け取った友人数名にはご心配をおかけしました。
赤ちゃんの頃に斜頸の手術で入院したようですが、その後は入院経験はなく、たとえ検査のためでも、今、入院することになったら、ちゃんと準備できるかしら…。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?