見出し画像

自分の目で確かめよう

住んでいるアパートの目の前がバス停です。夏の日中になると、日陰じゃない場合は道路の反対側で待ち、バスが近づいてきたら、道路を渡ってバス停の前で待つ人をちらほら見かけます。
先日、スーパーからの帰り道。アパート側の歩道は日陰がなかったので、反対側を歩いていました。アパートが近づいてきたので、車が来ないことを確認して道路を渡りました。すると、それまで日陰に立っていた年配の女性も道路を渡って私の前を歩いていきます。そして、バス停で止まりました。あれ、もしや、私が後ろを振り返って道路を渡ったのを見て、バスが近づいていると思って、道路を渡ったのかな。それだったら、悪いことしたな…と。いや、でも、私がバスに乗る人かどうかは分からないし、自分の目で確認することだしな、たまたまかな。

ある小説で、横断歩道の信号待ちをしていた時、信号は赤のままだったけれど、車の切れ間があったので、渡ったところ、同じく信号待ちをしていた人が信号が青になったのだと勘違いして渡ってしまいます。自分は自転車だったので、車の切れ間で渡れたけれど、勘違いして渡った人は徒歩だったので車に轢かれてしまった…。という場面がありまして、それ以降、信号待ちで手元のスマホに夢中で、周りが動き出したから動く、という人を見かけると、危なっかしいなと思ってみています。周りを、世の中を信頼しているとも受け取れますが、自分の安全は自分の目で確かめた方がよいかと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?