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お裾分け文化

断捨離という言葉を知って以降、色んなものを手放してきました。まだ使えるもので、誰かに譲ったり、リサイクルショップで買い取ってもらえたりしたものはいいのですが、まだ使えるにもかかわらず捨てるというのは心苦しいもので。特に人からもらったモノだと、なおさら辛いので、お土産やプレゼントは本人からのリクエストがなければ、お菓子などの消えものにするようになりました。また、ゴミを増やしたくないので、気軽に試供品などはもらわないようになりました。

強い意志を持って、要らないモノはもらわない、断るのが良いと思っていましたが、『ギフトエコノミー』という本を読んで、要らないモノをもらっても、必要としている人に譲ればいいんだ、そして、そこにコミュニケーションが生まれるんだと思うようになりました。そう考えると、要らないモノをもらってしまった時にも、無駄にイライラせずに済みます。

今 通っている歯医者さんは、毎回ではないのですが、シュミテクトの試供品をくれて助かるのですが、私の消費速度よりも、もらう速度の方が早い…。先日も、まだ大丈夫なんだけどな…というタイミングで頂戴しまして、さて、これを誰にあげよう?と考える。また、会社でお客さんに渡すノベルティグッズをもらったのですが、私は使わないモノだったので、これも誰にあげよう?と悩む。

そうだ、ボランティアの○○さんなら、使ってくれるかも?と、ドキドキしながら「要らないならはっきり言ってくださいね」と断りを入れた上で、聞いてみれば「使う!嬉しい!」とのことで、ほっと一安心。シュミテクトもノベルティグッズも、もらっていただけました。

人がつながって、モノがうまく循環するといいなぁ。


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