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リアルサーフィン小説 〜〜ビジタリズム〜〜

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ある時、ふたりのサーファーが初めて訪れた「万里浜(まんりはま)」。そこは、異色のサーファーたちがひしめくワケありのポイントだった!?クセの強いローカルサーファーに翻弄されつつも、…
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#小説

【サーフィン小説】ビジタリズム|第22話

<21ラウンド目 ツイン 22ラウンド目 症候群2階のバルコニーからビーチへと伸びる階段を降り…

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【サーフィン小説】ビジタリズム|第21話

<20ラウンド目 再現力 21ラウンド目 ツイン「前野くん、こっち側から出て、下に降りてもらえ…

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【サーフィン小説】ビジタリズム|第23話

<22ラウンド目 症候群 23ラウンド目 Have To Go誰にも気づかれないように、少しずつ少しずつ…

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【サーフィン小説】ビジタリズム|第20話

<19ラウンド目 別人格 20ラウンド目 再現力ナミノリが頷く瞬間を見届けると、鬼瓦は自分も満…

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〜〜波待ち日記〜〜 日本初のリアルサーフィン小説、テイクオフ

3月3日(水)ノーサーフ ノーサーフなのに、「波待ち日記」をしたためるのにはワケがある。 …

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【サーフィン小説】ビジタリズム|第1話

1ラウンド目 マエノリくん 「やっぱり、今日は万里浜に行こうよ」 助手席でスマホをいじって…

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【サーフィン小説】ビジタリズム|第2話

<1ラウンド目 マエノリくん 2ラウンド目 オフ・ザ・リップに憧れて「マエノリくんはさ、万里はローカルがキツいっていう妄想が頭で膨らみすぎて自分から壁を作ってんじゃない?ていうかさ、そもそも地元に住んでるサーファーを一括りにして“ローカル”って呼ぶこと自体が違うと思うんだよね。それって国籍だけで人の性格を決めつけるレイシスト的な発想だし」 和虎は時々ド正論の豪速球を投げ込んでくる。 「それはそうだけどさ……いいウワサを聞かないのは確かじゃん」 力丸の脳裏には、ツイッタ

【サーフィン小説】ビジタリズム|第3話

<2ラウンド目 オフ・ザ・リップに憧れて 3ラウンド目 サーファー同士のエセ絆道はいつの間…

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【サーフィン小説】ビジタリズム|第4話

<3ラウンド目 サーファー同士のエセ絆 4ラウンド目 マエノリくん、本領発揮ゆるいオフショ…

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【サーフィン小説】ビジタリズム|第6話

<5ラウンド目 マエノリは犯罪です 6ラウンド目 ローカルたる所以(け、警察官……?ヤクザ…

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【サーフィン小説】ビジタリズム|第7話

<6ラウンド目 ローカルたる所以 7ラウンド目 117シェイプス「いや本当に申し訳ないです!」…

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【サーフィン小説】ビジタリズム|第8話

<7ラウンド目 117シェイプス 8ラウンド目 万里に来た理由 南端のピークへ向けてパドルして…

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【サーフィン小説】ビジタリズム|第9話

<8ラウンド目 万里に来た理由 9ラウンド目 Take it easyサイズが、上がってきた。 入ってく…

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【サーフィン小説】ビジタリズム|第10話

<9ラウンド目 Take it easy 10ラウンド目 カオス20mほど先で砕け散った波のスープが押し寄せてくる。白波に飲み込まれそうになる直前、腕立て状態でボードのノーズを海中に沈め、続いて片足でデッキパッドを踏んでテール側を沈める。 スープが頭上を通過し、ノーズ側から波の裏側に浮上すると同時に再び必死のパドルを開始——した先で、力丸を嘲笑うように、波が再びブレイクしているのが見えた。 もう何発食らっただろうか。サイズが上がり始めたせいか、朝イチではあれほど楽だった