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社会改革と「怒り」について

何か世の中に不満があるなら、疑問があるなら、そして、それを「本当に」なんとかしたいと思っているなら、決して、怒りから動いてはいけません。

怒りは今の現状を必ず加速させてしまう。

怒りは同じ土俵にあがってしまう。

そして、怒りは、老獪で狡猾な存在に、まんまと利用されてしまう。あなたは、わざと怒らされているのかもしれない。

義憤とは、とても危険なものなのです。

賢く動くなら、内側に湧き立つ怒りをなんとかすること。

怒りから憎しみを取り除いて情熱に変え、深刻さを取り除いてユーモアを添加し、軽やかに細やかに絶えず動き続けること。

小さく、何度も、色んな形で、淡々と、粘り強く動き続けること。動きを止めないこと。新しい方向性の振動を送り続けること。

社会課題が出している振動と少しずつずらしながら、こちらの振動に共鳴する仲間を繁殖させること。

これからの社会改革は、このノリだと感じます。

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