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「被害者・加害者・仲介者」劇場


「被害者・加害者・仲介者」劇場というものがあります。

被害者ロールセリフの例)「〜された」「〜してくれなかった」
加害者ロールセリフの例)「〜してしまった」「わたしのせいで」
仲介者ロールセリフの例)「助けてあげる」「守ってあげる」「私が何とかしてあげる」

これらは、決して悪いことではありませんが、これらのロールを引き受けて「我を見失う」と、見事に自分劇場は他者の自分劇場と絡んで「人生劇場」が共創され、複雑な物語となり周りを巻き込んで繁殖し始めます。

やがて、そのロールの視座に意識がすっかり固定されてしまうと、起きていることを真に氷解させる解にはなかなかたどり着けなくなってしまうのです。
…すっごくドラマチックな人生は展開されるけれども💕
(↑人間体験の醍醐味💦)


それぞれの心情に慈しみ深く寄り添いながら、観察者としての視座の高さを見失ってはならないものだと感じます。


情熱はあれど没入しない明晰性を保ちたい今日この頃です。


「どんな問題も、それをつくり出したときの意識レベルでは解決できない」
(アインシュタイン)

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