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「磨く」とは

昨年末、「自分をもっと磨きなさい」と、とあるメンター的な存在の方に(結構強めの)アドバイスを頂きました。


しかし、私は人生のどんな葛藤にも体当たりで向き合うタイプであることを自認しているので「人生全体を通して自分を磨いているつもりなのですけど、そのことと、おっしゃっている『磨く』とはなにが違うのでしょう」と尋ねました。


すると、「それは起きたことに『対応』しているだけと言えます。磨くとはもっと、能動的なことです」という旨の回答を頂きました。


なるほど、と思いましたが、それでも、私はやりたいと思ったことは、それこそ能動的に思い切ってやっちゃうから、やはり磨いているのではないか、と考えていました。


でも…すこし間違えていました。

『磨く』とは、
1)「やりたくないことを我慢してやる」のではもちろんなくて、
2)「やりたいことだけをやる」のでもなく、
3)「やった方がいい、やりたい、でもそこまでの道のりにはスキルや知識や肉体づくりなどの構築が必要で、それは面倒くさい、時間がかかる、もしくは辛そう、と思って諦めていたり、避けていたことを、実践に移してゆく」ことか!と、はたと気がつきました。


となると…私はチャレンジャーだけど、地道な努力家では全くないので、磨くってハードル高いなあ、と、思ったりしています(笑)
「本当に自分の命をたっぷり大事に味わい尽くそうと思ったら、たしかに、3)の姿勢は不可欠だよなあ」と、昨日満開の梅林の中でぼんやり考えていました。


さて、3を苦しんでやるのは昭和的に古いから、どうしたら2(やりたいことと)に近い状態で3をやるかですねー。

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